データ・インポート用のAutonomous Data Warehouseの準備
データをフォーマットして分析に使用できるようにするには、Oracle Autonomous Data Warehouseにロードする必要があります。
プライベート・サブネット内のデータベース仮想マシンにアクセスするには、SQL*Plusを使用してデータベースに直接アクセスするか、セキュア・シェル(SSH)を使用して仮想マシンにアクセスします。
Oracle Autonomous Data Warehouseインスタンスのプロビジョニング
Oracle Cloud Infrastructureサービス・コンソールでOracle Autonomous Data Warehouseのインスタンスをプロビジョニングします。
- Oracle Cloud Infrastructureサービス・コンソールにサインインします。
- 「Autonomous Data Warehouse」メニューをクリックし、「Autonomous Databaseの作成」を選択します。
- Autonomous Databaseの作成ページで、適切なコンパートメントを選択します。
- データ・ウェアハウスの「表示名」を入力します。
- データベース名を入力します。
- ワークロード・タイプの「データ・ウェアハウス」をクリックします。
- 同時ユーザーおよび問合せの数やデータ量などに基づいて、ワークロードに適切なCPUコア数および記憶域(テラバイト)を指定します。たとえば、小さなデータ・サンプル(1 MBのファイル)の場合は、CPUコア数を2と1 TBのストレージを指定します。
- ワークロードの変更に基づいてCPUコア数および記憶域の値を自動的にスケーリングする場合は、「自動スケーリング」をクリックします。
- 管理者アカウントのパスワードを指定します。
- ネットワーク・アクセスのタイプを指定します。
- どこからでもセキュアなアクセスを許可:アクセス制御リスト(ACL)を使用して保護するパブリック・エンドポイントを使用してデータベースにアクセスします。プライベート・エンドポイントを使用したアクセスのみを許可する場合は、このオプションを選択しないでください。
- 仮想クラウド・ネットワーク:このオプションは、指定されたVCN内にデータベースのプライベート・エンドポイントを作成します。
- 仮想クラウド・ネットワーク:データベースを起動するVCNを選択します。「区分の変更」をクリックして、別の区分のVCNを選択します。
- サブネット:データベースにアタッチするサブネットを選択します。「区分の変更」をクリックして、別の区分のサブネットを選択します。
- ホスト名の接頭辞:オプションで、データベースのホスト名の接頭辞を指定し、DNS名をデータベース・インスタンスに関連付けます。
- ネットワーク・セキュリティ・グループ:データベースに1つ以上のネットワーク・セキュリティ・グループ(NSG)を指定します。NSGは仮想ファイアウォールとして機能し、入力および出力セキュリティ・ルールのセットをデータベースに適用できます。
- 既存のオンプレミス・ライセンスを使用する場合は、Bring Your Own Licenseをクリックします。または、「含まれるライセンス」をクリックして、データ・ウェアハウスでライセンスをプロビジョニングします。
Wallet資格証明の取得
統合サービスでは、クライアント資格証明を含むウォレットを使用して、Oracle Autonomous Data Warehouseにアクセスできます。ウォレットを作成するには、Oracle Autonomous Data Warehouseの管理者アカウントが必要です。
Oracle SQL*Plusを使用して、データ・ウェアハウスに接続する準備を行います。
SQL*Plusは、ローカル・ワークステーションからOracleデータベースに接続し、これを問い合せるために使用するコマンドライン・インタフェースです。
Oracle Autonomous Data Warehouseに接続するには、ダウンロードした資格証明ウォレットの場所を指定し、特定の環境変数を更新する必要があります。次の例では、Linuxオペレーティング・システム上のSQL*Plusを示します。