Active Data Guardスタンバイ・データベースのデプロイ

Active Data Guardスタンバイ・データベースをデプロイします。

  1. OCIコンソールにログインします。プライマリ・データベース情報ページに移動します。
  2. 「Data Guardアソシエーション」タブを選択します。
  3. 「スタンバイの追加」ボタンをクリックします。
  4. Data Guard事前チェックを明示的に実行するには、「事前チェックの実行」ボタンをクリックします。この場合、次のアクションが実行されます。
    • 「スタンバイの追加」ページが閉じます。
    • 「プライマリ・データベースの詳細」ページに、Data Guard事前チェックが進行中であり、「スタンバイの追加」ボタンが無効であることを示すメッセージが表示されます。
    • 事前チェックの実行中、プライマリ・データベースおよびVMクラスタはAVAILABLE状態のままです。
  5. 「新規Data Guardグループ・リソースの使用」を選択します。このオプションを使用すると、新しいData Guard構成がData Guardグループ・リソースとして作成されます。このオプションと新しいAPIでは、複数のスタンバイ・データベースの追加がサポートされ、その他の拡張機能が提供されます。
  6. ピアVMクラスタで、スタンバイの次の値を指定します:
  7. 「Data Guardグループの詳細」で、「Active Data Guard」または「Data Guard」のいずれかのData Guardタイプを選択します。
    • Active Data Guard:

      Active Data Guardは、Oracle Database Enterprise Editionのライセンス対象オプションです。Data Guardの基本機能を拡張する高度な機能を使用可能にします。これらの機能には、リアルタイム問合せとDMLオフロード、物理データ破損の自動ブロック修復、スタンバイ・ブロック変更トラッキング、グローバル・データ・サービスおよびアプリケーション・コンティニュイティなどがあります。

    • Data Guard:

      Oracle Data Guardは、企業データの高可用性、データ保護および障害時リカバリを保証します。Data Guardには、1つ以上のスタンバイ・データベースを作成、維持、管理、監視して、本番のOracleデータベースが障害やデータ破損に耐えられるようにするための包括的なサービス・セットが用意されています。Data Guardは、トランザクション上の一貫性を持つ本番データベースのコピーとしてスタンバイ・データベースを維持します。

  8. 保護モード: このData Guardグループに使用される保護モードを設定します。
    • 「最大パフォーマンス」は、プライマリ・データベースのパフォーマンスに影響を与えることなく可能な最高レベルのデータ保護を提供します。
    • 「最大可用性」は、ゼロ・データ損失の同期トランスポートを使用して、データベースの可用性を損ないない範囲の最上位レベルのデータ保護を提供します。
  9. トランスポート・タイプ: プライマリ・データベースとこのスタンバイ・データベースの間のData Guardアソシエーションに使用されるREDOトランスポート・タイプを設定します。
    • 非同期: 最大パフォーマンス保護モードで使用される非同期トランスポート・モード。
    • 同期: 最大パフォーマンスおよび最高可用性保護モードで使用される同期トランスポート・モード。
  10. 既存のデータベース・ホームを選択します。新しいデータベース・ホームにスタンバイ・データベースを追加するには、スタンバイ・データベースを追加する前にデータベース・ホームを作成する必要があります
  11. スタンバイ・データベースの場合は、データベースの一意の名前を指定し、「データベース・パスワード」フィールドにプライマリ・データベースのデータベース管理パスワードを入力し、TDEウォレット・パスワードを指定します。
  12. 「追加」ボタンをクリックします。

Data Guardアソシエーションを構成するための作業リクエストが発行されます。各スタンバイ・データベースの「作業リクエスト」ページで、リクエストの進行状況およびプロビジョニングのステージを表示できます。

アソシエーションが作成されると、データベースとそのピアの詳細に、それぞれのロールがプライマリまたはスタンバイとして表示されます。