PeopleSoftの構成
スタンバイの中間層サーバーのファイル・システム構成を完了するには、データベースにアクセスする必要があります。
最初のスタンバイ・データベースのスナップショット・スタンバイへの変換
redo
を適用している間は実行できません。Oracle Exadata Database Service on Dedicated InfrastructureのOCIデータベースをフィジカル・スタンバイからスナップショット・スタンバイに変換すると、プライマリ・データベースのredo
はスタンバイに出荷されますが、データベースがフィジカル・スタンバイに戻されるまで適用されません。
PeopleSoftアプリケーション・ドメインの構成
アプリケーション・サーバー・ドメインをデプロイし、アプリケーション・サーバーをホストするコンピュート・インスタンスを構成します。
このシナリオでは、アプリケーション・サーバー・ドメインはHR92U033
で、4つのコンピュート・インスタンスのうち2つが、それぞれアプリケーション・サーバーとプロセス・スケジューラ(iad-psft-hcm-app01
とiad-psft-hcm-app02
)の両方をホストします。アプリケーション・サーバーとプロセス・スケジューラは、それぞれ独自のOracle Tuxedoドメイン内で実行されます。
psadm2
ユーザーとして、psadmin
ユーティリティを使用して、アプリケーション・サーバーを含むOracle Tuxedoドメインを構成します。
$PS_CFG_HOME/appserv/Application server domain
ディレクトリでpsappsrv.cfg
ファイルを検索します。各ノードにドメインをデプロイする前に、psadmin
ユーティリティを使用して、このファイル($PS_HOME/bin/psadmin
)に必要な構成変更を行います。
Process Schedulerドメインの構成
PeopleSoftプロセス・スケジューラ(またはバッチ・サーバー)は、アプリケーション・サーバーとほぼ同じように構成され、さらにプロセス・スケジューラ・ログの構成も同様です。ユーザーpsadm2
として、プロセス・スケジューラ・ノードごとに1つのディレクトリを作成します。
/u02/app/psft/ps/log_output/node1/HR92U033
(ノードの場合:iad-psft-hcm-app01
)/u02/app/psft/ps/log_output/node2/HR92U033
(ノードの場合:iad-psft-hcm-app02
)
これは、中間層の任意のコンピュート・インスタンスから実行できます。ログ出力ディレクトリを配置して、次を実行してプロセス・スケジューラを構成します。