このイメージは、4つのクラウド・リージョン(イメージの片側に2つのAzure、もう一方の側に2つのOracle Cloud Infrastructure)を示しています。AzureリージョンとOCIリージョンの間に配置されるのは、ODSAコントロール・プレーンの2つのインスタンスです。1つはAzureリージョン1をOCIリージョン1に接続し、もう1つはAzureリージョン2をOCIリージョン2に接続しています。

各Azureリージョンには、コンピュート・インスタンスを構成するサブネットを含むAzure VNetのインスタンスが含まれます。OCIリージョンには、顧客VCNが含まれており、その中にmc-customer-subnet-NL-1というラベルのサブネットがあり、Oracleデータベース・インスタンスが含まれています。各ODSAコントロール・プレーンには、Azure ExpressRouteインスタンスとOCI FastConnectインスタンスで構成されるマルチクラウドNetworkLinkコンテナが含まれています。

トラフィックは、ODSAコントロール・プレーンを介してリージョン間を移動します。OCIリージョンは、リモート・ピアリングまたはData Guardを介して通信します。OCI VCNへのアクセスは、ODSAコントロール・プレーンからOCIリージョン自体の間でも、動的ルーティング・ゲートウェイを介して行われます。