この図は、Oracle Cloud Infrastructureに高可用性を備えたOracle REST Data Serviceをデプロイする方法を示しています。1つのVirtual Cloud Network (VCN)を含むOracle Cloud Regionというラベルの付いた2つのOCIリージョンが表示されます。このリージョンには、2つの可用性ドメイン(可用性ドメイン1と可用性ドメインN)が含まれています。

可用性Doman N ORDSの単一インスタンスで、ORDSインスタンスNのラベルが付いています。

VCNの外側ですが、リージョン内には、データベース・バックアップ・インスタンスのオブジェクト・ストレージがあります。

OCIリージョン2には、スタンバイ・データベース層を構成するプライベート・リージョナル・サブネットNが含まれています。サブネットへのアクセスはセキュリティ・リストによって制限され、NSGはフォルト・ドメインへのアクセスを制限します。

エンド・ユーザーは、インターネット・ゲートウェイを介して、およびフォルト・ドメイン1のロード・バランサに双方向でパブリック・リージョナル・サブネットAにアクセスします。必要に応じて、フォルト・ドメイン2のスタンバイ・ロード・バランサにアクセスできます。ロード・バランサは、プライベート・リージョナル・サブネットB (ORDS層)のORDSインスタンスにトラフィックを分散します。両方のフォルト・ドメインのインスタンスは、プライベート・リージョナル・サブネットCのデータベースと双方向に通信します。

データベースは、リージョン内の可用性ドメインおよびVCN外のオブジェクト・ストレージにデータをバックアップします。また、DataGuard Syncを介して、OCIリージョン2のプライベート・リージョナル・サブネット内のロード・バランサ層のデータベースと双方向に通信します。