環境の解体

最後に、Oracle SOAデプロイメントをアンデプロイし、プロビジョニングされたインフラストラクチャを破棄します。これは、HelmまたはTerraformを使用してSOAドメインをクリーン・アップしてからインフラストラクチャをデコミッションする場合の2ステップのプロセスです。すべてを破壊する場合は、terraform destroyを使用します。

オプション1: Terraformを使用したSOAドメインのクリーン・アップ

Terraformですべてをデプロイし、SOAドメインのみをクリーン・アップするが、クラスタを維持する場合は、この方法を使用します。

入力:

terraform destroy --target=null_resource.deploy_soa

プロンプトで yesと入力し、プロセスが終了するまで待機します。
次のように入力して、ポッドがなくなった(または終了している)ことを確認します:
```
kubectl get pods -n soans
```

オプション2: Helmを使用したSOAドメインのクリーン・アップ

Helmを使用してSOAドメインを削除するには、Terraformを使用して、この手順を実行します。

ドメイン・マニフェストを削除します::
```
helm upgrade mysoa oracle/soa-suite -n soans \
    --reuse-values \
    --set domain.enabled=false \
    --wait
```
これにより、ドメインが削除され、SOAサーバーが終了します。これは、チャートの削除によってファイル・ストレージ上のインストール・ファイルとデータベース・スキーマを削除するプロセスが実行されるため、必要です。ポッドがまだ実行されていると、ファイルがポッドによってまだアクセスされているため、ファイル削除プロセスは失敗します。
ポッドが終了するまで待機します。
```
kubectl get pods -n soans
```
チャートを削除します。
```
helm delete mysoa -n soans
```

インフラストラクチャの廃止

SOAドメインをクリーン・アップすると、インフラストラクチャをデコミッションできます。

インフラストラクチャ全体を廃止するには、次のように入力します。
```
terraform destroy
```
プロンプトが表示されたら、「yes」と入力します。
なんらかの理由で破棄に失敗した場合は、コマンドを再度実行します。