コンピュート・インスタンスの準備

Oracle Cloud Infrastructure Full Stack Disaster Recovery Serviceは、Oracle Cloud Agentを使用してコンピュート・インスタンスでスクリプトを実行します。

コンピュート・インスタンスでのOracle Cloud Agentの準備

Oracle Cloud Agentがコンピュート・インスタンスでスクリプトを実行できるようにするには、次の要件を完了します:

1. Oracle Identity Managementポリシーで、Oracle Cloud Infrastructure Full Stack Disaster Recovery Serviceがコマンドを実行できることを確認します。
   例

   • グループAdministratorsに、コンパートメントmy_compartmentのinstance-agent-command-familyの管理を許可します。
   • 動的グループdynamic_group_that_include_compute_instancesがコンパートメントmy_compartmentでinstance-agent-command-execution-familyを使用できるようにします。

   インスタンスでのコマンドの実行を参照してください

   「Oracle Cloud Agentのポリシー」を参照してください

2. Oracle Cloud Agentに、別のユーザーとしてコマンドの実行を許可します。
   Oracle Cloud Agentは、ユーザーocarunを使用してスクリプトを実行します。別のユーザー(opcやoracleなど)でスクリプトを実行するには、管理者権限が必要です。
   1. カスタム・スクリプトを実行する予定のコンピュート・インスタンスごとに、Oracle Cloud Agentに管理者権限を提供します。「管理者権限でのコマンドの実行」を参照してください。
   2. コンピュート・インスタンスでエージェントを再起動します。

      sudo systemctl restart oracle-cloud-agent