オンプレミスからOracle Cloud VMwareソリューションへの障害時リカバリについて

このデプロイメント・モデルは、VMware SDDCを実行しているオンプレミス・データ・センターからOracle Cloud VMware Solution SDDCに従来の障害時リカバリ・オプションを反映します。プライマリ・サイトはオンプレミス・データ・センターであり、リカバリ・サイトはOracle Cloud VMware Solution SDDCです。

アーキテクチャ

次の図は、障害回復のためのオンプレミスSDDCとOracle Cloud VMwareソリューション・SDDC間の接続の詳細なアーキテクチャを示しています。

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図prem_ocvs_srm_arch.pngの説明

仮定および主な考慮事項の理解

このデプロイメント・モデルの前提事項と重要な考慮事項は、次のとおりです。

  • サポートされているバージョンのVMware SDDCオンプレミスを実行しています。VMwareの互換性マトリックスを使用して、製品の互換性を検証します。
  • 必要なネットワーク接続が、Oracle Cloud Infrastructureテナンシとオンプレミス・データ・センターの間にあります。
  • Oracle Cloud VMwareソリューションで使用するためのVMware SRMライセンスがあります。Oracle Cloud VMwareソリューションでは、ユニバーサル・クレジット・サブスクリプションの一部としてSRMライセンスを提供していません。
  • Oracle Cloud VMware Solutionでは、配列ベースのレプリケーションを行うことはできません。vSphere Replicationのみがサポートされています。
  • SRMを使用したVMware以外の環境からOracle Cloud VMwareソリューションへの障害リカバリはサポートされていません。
  • SRMを使用して、オンプレミスvlanをOracle Cloud VMwareソリューションに拡張することはできません。ただし、VMware Hybrid Cloud拡張機能(HCX)を使用してネットワークを拡張できます。
  • Oracle Cloud InfrastructureおよびVMwareに精通しています。