この図は、1つの可用性ドメイン、3つのフォルト・ドメインおよび1つの仮想クラウド・ネットワーク(VCN)を含むOracle Cloud Infrastructure (OCI)リージョンを示しています。このリージョンは、インターネット上およびサード・パーティのクラウド・サービス(Fastly Content Delivery Network (CDN)、支払と収益化のためのストライプ、チャット用のFirebase (Firebase)、データ・ウェアハウス用のBigQuery、Google Analyticsなど)と対話します。
リアルタイム・メッセージング・プロトコル(RTMP)やWebリアルタイム通信(WebRTC)などの方法を使用して、CreatorsがコンテンツをOCIにストリーミングします。消費者は、ショー管理、ブラウジング、チケット発行のためにOCIと対話します。コンシューマは、高速でライブまたはビデオ・オンデマンド(VOD)ストリームを表示します。ビデオ・ストリームをHTTPライブ・ストリーム(HLS)ビデオ・ストリームとして返すOCIからすばやくリクエストします。
OCIリージョンは、Oracle Cloud Infrastructure Object Storageサービスを提供します。
VCNは、次のゲートウェイを提供します:
- インターネット・ゲートウェイ: パブリック・サブネットとインターネット・ホスト間の通信を提供します。
- サービス・ゲートウェイ: VCNは、インターネットを経由せずに、Oracleネットワーク・ファブリック上でオブジェクト・ストレージなどのサービスと通信します。
VCNには、機能層として配置された次のサブネットが用意されています:
- エッジ・パブリック・サブネット: フォルト・ドメイン1および2にそれぞれOracle Cloud Infrastructure Load Balancingのアクティブおよびスタンバイ・インスタンスを提供します。
- アプリケーション・プライベート・サブネット: Ampere A1インスタンス・ノードを含むK3Sクラスタを提供します。各フォルト・ドメインは、WebアプリケーションとAPIノードを提供します。
- 管理プライベート・サブネット: フォルト・ドメイン1のKafka、フォルト・ドメイン2のPrometheusおよびGrafana、およびフォルト・ドメイン3のGitlabサーバーを提供します。
- データベース・プライベート・サブネット: 次のものを提供します。
- フォルト・ドメイン1のPostgreSQLアプリケーション・データベース
- K3Sバックエンド、モニタリングおよびロギング用のフォルト・ドメイン2に6つのMySQLインスタンス
- フォルト・ドメイン3のPostgreSQLストリーム・クラウド・データベース
- Stream Cloudプライベート・サブネット: Ampere A1インスタンス・ノードを含むK3Sクラスタを提供します。各フォルト・ドメインは、2つのトランスコーダ・インスタンスを提供します。