障害時リカバリの構成
このソリューション・プレイブックに付属のスクリプトを使用して、プライマリKubernetesクラスタにYAMLスナップショットを作成し、別の(セカンダリ)Kubernetesクラスタにリストアできます。スクリプトをダウンロードして使用し、YAMLスナップショットを構成する前に、構成を計画し、要件を理解することが重要です。
ノート:
このソリューションは、制御計画およびワーカー・ノードを含む両方のKubernetesクラスタがすでに存在することを前提としています。構成の計画
プライマリ・システムに基づいて、セカンダリ・システムのリソースおよび構成を計画します。スクリプトでは、両方のKubernetesクラスタがすでに存在している必要があります。両方のクラスタに対してコマンドを実行するには、Kubernetesコマンドライン・ツール
kubectl
を使用して両方のクラスタにアクセスできる必要があります。
ノート:
このソリューションは、制御計画およびワーカー・ノードを含む両方のKubernetesクラスタがすでに存在することを前提としています。このプレイブックで提供される推奨事項およびスクリプトは、リソース、コントロール・プレーンまたはワーカー・ノード構成をチェックしません。次の図は、構成時に、まったく異なるKubernetesクラスタにアーティファクト・スナップショットをリストアできることを示しています。

図kube-api-dr.pngの説明
構成を計画する場合は、Restore
の次の要件を満たします。
検証
maak8DR-apply.sh
スクリプトを実行した後、プライマリ・クラスタに存在していたすべてのアーティファクトがセカンダリ・クラスタにレプリケートされていることを確認します。セカンダリ・クラスタを確認し、セカンダリ・サイトのポッドがエラーなく実行されていることを確認します。
maak8DR-apply.sh
スクリプトを実行すると、フレームワークによってworking_dir
ディレクトリが/tmp/backup.date
として作成されます。maak8-get-all-artifacts.sh
スクリプトとmaak8-push-all-artifacts.sh
スクリプトを個別に実行すると、作業ディレクトリが各ケースでコマンドラインの引数として提供されます。