この図は、マルチリージョンKubernetesディザスタ・リカバリ構成のアーキテクチャ図を示しています。

リージョン1 - プライマリとリージョン2 - セカンダリという2つのリージョンがあります。ドメイン・ネーム・サービス(DNS)、kubernetesアプリケーション(myk8sapp.example.com)およびその他の外部コンテナ・レジストリのコンテナ・レジストリはリージョン外にあります。DNSとmyk8sapp.example.comの間には双方向通信があります。

各リージョンには、ロード・バランサ、Kubernetesクラスタ、コンテナ・レジストリ、Oracle RACデータベース、ETCDバックアップ、YAMLスナップショット、Kube API、および動的ルーティング・ゲートウェイ(DRG)があります。各リージョンのDRG間には双方向通信があります。リージョン1およびリージョン2のロード・バランサは、myk8sapp.example.comに接続されています。

各リージョンのKubernetesクラスタには、次のものが含まれます:

リージョン1では、Oracle RAC Databaseのデータは、Oracle Data Guardを介してリージョン2のOracle RAC Databaseに流れます。

リージョン1では、コントロール・プレーンがKube APIを使用してスナップショットをYAMLスナップショットに送信します。リージョン1のYAMLスナップショットは、リージョン2のYAMLスナップショットに、次にリージョン2のKube APIにフローします。

リージョン1では、コントロール・プレーンによってETCDバックアップにバックアップが送信されます。リージョン1のETCDバックアップは、リージョン2のETCDバックアップ、リージョン2のKubernetes Control Planeの順にフローします。