図single_availability_domain_jd_edwards_deployment_withCallouts-HA.pngの説明

この図は、レジリエンシと高可用性を保証することにより、単一の可用性ドメインでのJD Edwards EnterpriseOneアプリケーションのデプロイメントの図を示しています。

アーキテクチャは、単一の可用性ドメイン内のVCNの別のサブネットに配置されたベース・ホスト、ロード・バランサ層、管理層、プレゼンテーション層、統合層、中間層およびデータベース層で構成されています。

可用性ドメイン内の管理層には、フォルト・ドメインが含まれています。フォルト・ドメインには、プロビジョニング・サーバー、デプロイメント・サーバーおよび開発サーバーが含まれます。

可用性ドメイン内のプレゼンテーション層には、フォルト・ドメイン1およびフォルト・ドメイン2が含まれています。各障害ドメインには、Javaアプリケーション・サーバー、アプリケーション・インタフェース・サービス・サーバー、ビジネス・サービス・サーバー、リアルタイム・イベント・サーバー、BIパブリッシャ・サーバーおよびアプリケーション開発フレームワーク・サーバーが含まれています。

可用性ドメイン内の中間層には、フォルト・ドメイン1およびフォルト・ドメイン2が含まれています。各障害ドメインにはエンタープライズ・サーバーが含まれています。

可用性ドメイン内のデータベース層には、データベース・サーバーが含まれています。

バスケット・ホストは、動的ルーティング・ゲートウェイ(DRG)およびインターネット・ゲートウェイを介してリクエストを受信します。DRGは、オンプレミス・ネットワークをクラウド・ネットワークに接続するゲートウェイです。DRGと顧客間機器間の通信を有効にするには、IPSec VPNまたはOracle Cloud Infrastructure FastConnectを使用します。インターネットからベース・ホストにアクセスするには、インターネット・ゲートウェイ(IGW)を設定します。IGWは、VCNからインターネットへのネットワーク・トラフィックのパスを提供する、ソフトウェア定義のルーターです。データセンターとOracle Cloud Infrastructure DRGの間にIPSec VPNトンネルを設定した場合は、ポート22からベース・ホストまたはDRGまでプライベート・サブネット内のインスタンスにアクセスできます。

図には、次の5つの番号付きのコールアウトがあります。
  1. アクティブ-アクティブ・サーバーの冗長性
  2. システム・リジリエンス
  3. データベースの冗長性
  4. バックアップ計画アプリケーション層
  5. バックアップ計画データベース層
各コールアウトについては、前後のテキストで説明しています。