この図は、Oracle Cloud Infrastructure (OCI)上のLiveplexプラットフォーム・アーキテクチャを示しています。
ユーザーは、Liveplexプラットフォームにアクセスする前に、顧客のWeb 2.0インフラストラクチャを使用して認証されます。
OCIリージョンは、2つの可用性ドメインと1つの仮想クラウド・ネットワーク(VCN)を提供します。このリージョンでは、次の一般的なサービスが提供されます。
- Oracle Cloud Infrastructure Monitoring
- Oracle Cloud Infrastructure Object Storage
- Oracle Cloud Infrastructure Vault
- Oracle Content Management
- Oracle Key Management Cloud Service
このリージョンには、マルチリージョンの
Oracle Blockchain PlatformとLiveplex APIも用意されており、次で構成されています。
- Oracle Cloud Infrastructure APIゲートウェイ
- Oracle Cloud Infrastructure Functions
VCNは次のゲートウェイを提供します。
- インターネット・ゲートウェイ: パブリック・サブネットとインターネット・ホスト間の通信を提供します。RDPトラフィックはインターネット・ゲートウェイを使用します。このアーキテクチャでは、受信トラフィックがロード・バランサに渡されます。
- サービス・ゲートウェイ: VCNは、Oracleネットワーク・ファブリック上のオブジェクト・ストレージなど、インターネットを経由せずにOracle Services Network (OSN)のサービスと通信します。
VCNには4つのプライベート・サブネットもあり、それぞれに独自のセキュリティ・リストおよびルート表があります:
- フロント・エンド・プライベート・サブネット: 可用性ドメイン1にアクティブなロード・バランサを提供し、可用性ドメイン2にスタンバイ・ロード・バランサを提供します。ロード・バランサからのトラフィックは、NFTマーケットプレイス・サブネットのInfrastructure-as-a-Service (IaaS)仮想マシン(VM)およびOSNのOCMに渡されます。
- NFTマーケットプレイス・プライベート・サブネット: 各可用性ドメインにIaaSおよび惑星間ファイル・サービス(IPFS)VMを提供します。IPSFインスタンスはすべてのファイル・トラフィックを処理し、Liveplex APIに渡します。
- データベース・プライベート・サブネット: ブロックチェーンの台帳からの履歴トランザクションを格納するOracle Autonomous Databaseリッチ履歴データベース(RHDB)を提供します。
- メタ・エンジンのプライベート・サブネット: メタバース・エンジンが必要な顧客向けにベア・メタル・コンピュートGPUまたはフレックスVMを提供します。