WebCenter Content Document Transfer Utility Interfaceを使用したHCMデータ・ローダーZIPファイルのロード

WebCenter Content Document Transfer Utility Javaコマンドライン・ツールを使用して、Oracle Cloud HCMにデータをアップロードできます。

WebCenter Content URLの取得

WebCenterコンテンツ・ドキュメント転送ユーティリティでは、WebCenterコンテンツのURLを指定する必要があります。

WebCenter ContentのURLを取得するには、次のステップに従います:
  1. 管理者が受信したクラウド環境のプロビジョニング電子メールの「サービスの詳細」セクションで、「設定および保守」のURLを取得します。次の例のようになります。https://{host}/setup/faces/TaskListManagerTop
  2. /faces/TaskListManagerTopを削除してこのURLを変更し、/cs/idcwsに置き換えます。変更されたURLは次のようになります: https://{host}/cs/idcpws
WebCenter ContentのURLを定義する必要がある場合、およびOracle Cloud HCM HCMデータ・ローダーAPIを使用する場合、このプロセスを繰り返します。

WebCenter Contentドキュメント転送ユーティリティのコマンドライン・ツールを使用したOracle Cloud HCMへのZIPファイルのアップロード

Oracle Fusion Cloud Applications用のWebCenterコンテンツ・ドキュメント転送ユーティリティは、コンテンツのエクスポートおよびインポート機能を提供する機能セットJavaライブラリです。

まだインストールされていない場合は、JRE 1.7以降を環境にインストールして、ユーティリティを正常にインストールできるようにします。WebCenter Contentドキュメント転送ユーティリティをインストールするには、次のステップに従います:

  1. コマンドプロンプトウィンドウを開き、WebCenter Content Document Transfer Utilityを抽出した場所に移動します。
  2. 次のコマンドを実行します:
    java -jar oracle.ucm.fa_genericclient.jar UploadTool --url=https://{host}/idcws --policy=oracle/wss_username_token_over_ssl_client_policy --username=PROVIDE_USER_NAME --password=PROVIDE_PASSWORD --primaryFile="PROVIDE_FILE_PATH_WITH_FILENAME" --dDocTitle="PROVIDE_ZIP_FILENAME" --dSecurityGroup=FAFusionImportExport --dDocAccount=hcm/dataloader/import

    このコマンドでは、PROVIDE_USER_NAMEはユーザー名、PROVIDE_PASSWORDはパスワード、PROVIDE_FILE_PATH_WITH_FILENAMEはアップロードするZIPファイルへのパス、PROVIDE_ZIP_FILENAMEはZIPファイルに指定するタイトルです。

    次のようなレスポンスが表示されます。
    Oracle WebCenter Content Document Transfer Utility
    Oracle Fusion Applications Copyright (c) 2013-2014, Oracle. All rights reserved.
    Performing upload (CHECKIN_UNIVERSAL) ...
    Upload successful.
    [dID=21537 | dDocName=UCMFA021487]

    dDocNameは、Java APIを使用したHCMDataLoaderコールに必要なWebCenter ContentコンテンツIDです。