この画像は、Oracle Data Pumpを使用してオンプレミスからクラウドにデータベースを移行し、Oracle CloudリージョンのOracle Cloud Infrastructure File Storageサービスにデータをエクスポートするプロセスのアーキテクチャ図を示しています。

Oracle Cloudリージョンには、RMANバックアップおよびリストア用のVCN、動的ルーティング・ゲートウェイ、サービス・ゲートウェイおよびオブジェクト・ストレージがあります。リージョンには、アプリケーション・サーバー、パブリック・サブネット(クライアント)、プライベート・サブネット(バックアップ)およびOracle Database Exadata Cloud Serviceインスタンスを含むプライベート・サブネットを持つ可用性ドメインがあります。サブネットには、ルート表およびセキュリティ・リストがあります。パブリック・サブネットに、Oracle Cloud Infrastructure File Storageサービスが含まれます。RMANリストアは、サービス・ゲートウェイを介してオブジェクト・ストアからExadata DBシステムにプルします。

オンプレミスは、顧客構内機器(CPE )、Oracle Database Enterprise Edition (16コア)、ストレージ、データ・ポンプおよびOracle Instant Clientです。オンプレミスとクラウドの間には、IPSec VPNとOracle FastConnectを使用するプライベート接続があります。

オンプレミス・データ・センターでは、Oracle Instant ClientおよびOracle Data Pumpインポート・プロセスはSQL*Netを使用して、Exadata DB Systemに双方向でデータを送信します。バックアップは、Oracle Cloudリージョンのオブジェクト・ストレージに格納されます。Oracle Data Pump Exportでは、scp接続を使用して、データをOracle Cloud Infrastructure File Storage、Exadata DB Systemに転送します。

Oracle RMANリストア情報は、Object Storage (バックアップ)とExadata DB Systemの間で、サービス・ゲートウェイを介して双方向に流れます。