バックアップからの復元
ソース・データベースのデータベース・バックアップからターゲット・データベースにデータをリストアします。
ターゲット・データベースへのOracle Database Backupのインストール
oci_install.jarファイルをターゲット・データベース・ホストにコピーし、コマンドを実行してOracle Databaseバックアップをターゲットにインストールします。
DBIDの設定およびバックアップからのSPFファイルのリストア
RMANコマンドを実行してDBIDおよび復号化パスワードを設定し、SPFファイルをバックアップからリストアします。DBIDを設定する場合は、RMANを使用してターゲットDBIDをソースDBIDに置き換えます。
監査ファイルのディレクトリの作成
監査ファイルの宛先ディレクトリを作成します。
デフォルトの場所は/u01/app/oracle/admin/$ORACLE_SID/adumpです。リストアされたspfileで文字列audit_file_destを検索すると、元のデータベースで使用されている設定を確認できます。
spfileはバイナリ・ファイルで、文字列を正しく解析する必要があります。ただし、単純なgrepがフルパスを提供できないようにする改行が存在する場合があります。文字列の-s ""オプションは改行を削除し、sedコマンドはaudit_file_destの後にテキストを解析します。sedコマンドは非最長正規表現を処理しないため、ファイルの終わりを切り捨てるにはawkコマンドが必要です。