移行されたデータを受け入れるためのクラウドでのサービスの準備
データを格納するストレージ・バケットを作成し、互換性のあるデータベースをリージョンにプロビジョニングすることで、移行されたデータを受け入れるようにOracle Cloud Infrastructureアカウントを準備します。データベース・バージョンはソース・データベース・バージョンと同じで、パッチ・バージョンはソース・データベース以上である必要があります。
オブジェクト・ストレージでのバケットの作成
バケットは、データの格納および編成に使用されます。作成するバケットは、Oracle Cloud Infrastructure Object Storageにバックアップされるデータのコンテナになります。
Oracle Base Database Serviceトポロジのデプロイ
ターゲット・クラウド・トポロジをデプロイするTerraformコードは、Oracle Cloud Infrastructure Resource ManagerまたはGitHubで使用できます。このコードを使用して、必要なネットワーキング・リソース、要塞サーバーのコンピュート・インスタンスおよびOracle Base Database Serviceをプロビジョニングできます。
- Oracle Cloud Infrastructure Resource Managerを使用してクラウド・リソースをデプロイします:
- Terraform CLIを使用してクラウド・リソースをデプロイします:
- GitHubに移動します。
- ローカル・コンピュータにコードをダウンロードします。
README
の前提条件のステップを完了します。- Terraform CLIを使用して構成を適用します。
Oracle Cloud Infrastructureへのデータベースのプロビジョニング
互換性のあるデータベースをOracle Cloud Infrastructureにプロビジョニングします。データベースはベア・メタルまたは仮想マシンのいずれかですが、バージョンはソース・データベースと少なくとも同じバージョンである必要があります。
クラウド内のコンテナ・データベース(CDB)またはシステム識別子(SID)名は、ソース・データベースのCDBまたはSID名と同じである必要があります。データベース・システムのタイプおよびプロビジョニングされるノード数によっては、データベース・システムのプロビジョニングに1時間以上かかる場合があります。
開始する前に、Oracle Base Database Serviceをプロビジョニングするには、コンパートメントにプライベート・サブネットを含むVirtual Cloud Network (VCN)設定が必要です。データベースにアクセスするには、VCNのパブリック・サブネットに要塞ホストをプロビジョニングするか(パブリックIPを持つように)、VPNまたはOracle Cloud Infrastructure FastConnectを介してプライベート・ネットワークに直接アクセスする必要があります。パブリック・サブネットCIDRブロックからデータベース・ポート(1521)へのアクセス権を付与するセキュリティ・リスト・ルールをデータベース・プライベート・サブネットに作成します。