図architecture-single-domain.pngの説明

図は、典型的な単一ドメインのOracle Cloud Infrastructureデプロイメントを示し、顧客データ・センターに接続して1つのデータ可用性ドメインおよび1つのOracle Cloud Infrastructureインスタンスを含む注釈付きのダイアグラムです。

図には7つの番号付きのコールアウトがあります。

  1. 可用性ドメイン
  2. フォルト・ドメイン(FD)
  3. バースティンホスト
  4. ロード・バランサ層
  5. アプリケーション層
  6. データベース層
  7. バックアップとリカバリ

各コールアウトについては、前後のテキストで説明しています。

イメージの上部のアイコンはCustomer Datacenterを表します。Oracle Cloud Infrastructure (Region)というラベルの大きいボックスを次に示します。Customer Datacenterは、VPNおよびFastConnectというラベルの2つの矢印によって、リージョン内の動的ルーティング・ゲートウェイ(DRG)に接続されています。DRGは、Oracle Cloud Infrastructureリージョン内ではVirtual Cloud Network (10.0.0.0/16)というラベルの点線ボックスの境界線になっています。ゲートウェイの横にはクラウド・アイコンがあり、「インターネット・ゲートウェイ」というラベルが付いた点線ボックスの境界線にもあります。

VCN内には、可用性ドメイン1というラベルが付いた大きな青色のボックスがあります。「セキュリティ・リスト」というラベルが付いた4本の実線(VCN内のダイアグラム全体に切り取られ、Oracle Cloud Infrastructureリージョンの境界を超えて、ダイアグラムの横側に引き出されます)。最初の「セキュリティ・リスト」行では、可用性ドメインからDRGが分離されます。

可用性ドメイン1には、サブネットを表す3つのボックスがあります。最初にパブリック・サブネットA (上)、2番目のセキュリティ・リスト行、プライベート・サブネットb、次に3番目のセキュリティ・リスト行、最後にプライベート・サブネットc (後に4番目のセキュリティ・リスト行)です。

パブリック・サブネットAには、3つのコンポーネントがあります。Bastion Hostコンポーネントには、Fault Domain (FD) 1を表すアイコン、ロード・バランサ・コンポーネント、およびFault Domain 1と障害ドメイン2のラベルが付いた2つのアイコンを含むWeb Serverコンポーネントがあります。ロード・バランサは、ダブル終了矢印によってWebサーバー・コンポーネントに接続されます。

プライベート・サブネットB内には、2つのコンポーネントがあります。管理サーバー・コンポーネントには、フォルト・ドメイン1というラベルのアイコンが含まれ、WebLogicサーバー-クラスタ1 (管理対象サーバー)コンポーネントには、フォルト・ドメイン1およびフォルト・ドメイン2という2つのアイコンが含まれています。可用性ドメイン1のWebサーバー・コンポーネントが、セキュリティ・リストの線に接続されて、プライベート・サブネットBのWebLogicサーバー-クラスタ1コンポーネントに接続されています。

プライベート・サブネットC内には、「管理データベース・システム」というラベルが付いた単一のアイコンがあります。プライベート・サブネットCは、セキュリティ・リストの行を介して、WebLogicサーバー-プライベート・サブネットbのクラスタ1コンポーネントに、二重に終了した矢印で接続されています。

4番目のセキュリティ・リスト行の下に、Service Gatewayというラベルの付いたVCNの下枠線にあるアイコンがあります。

Service Gatewayの下の、VCNの外に、Oracle Cloud Infrastructure Serviceというラベルが付いたボックスがあります。ボックス内には、IDおよびAccess Management、オブジェクト記憶域、監査、遠隔測定アラートおよびヘルス・チェックのラベルが付いた5つのアイコンがあります。RMANバックアップという名前の二重の矢印は、管理対象データベース・システムにオブジェクト記憶域アイコンを接続します。このアイコンは、サービス・ゲートウェイ経由および最も低いセキュリティ・リスト・ライン全体から、プライベート・サブネットcコンポーネント内の管理対象データベース・システムに接続します。