データベース移行の前提条件の構成
論理移行のソースおよびターゲット・データベースの前提条件を構成します。
OCI Object Storageの接続の構成
PeopleSoftアプリケーションを正常に停止します
PeopleSoftアプリケーションを停止するには:
psadmin stop -d *all;
ソース・データベース・パラメータの構成
STREAMS_POOL_SIZE
を使用してストリーム・プールを構成します。
オフライン論理移行では、Data Pumpのパフォーマンスを最適化するために、STREAMS_POOL_SIZE
を256MBから350MB以上に設定して初期プールを割り当てることをお薦めします。そうしないと、起動中にかなりの遅延が発生する可能性があります。
データベースの役割と権限の構成
SELECT
はシステム・オブジェクトでは許可されなくなりました。
システム・オブジェクト上のすべてのSELECT
権限は、READ
権限に置き換える必要があります。詳細は、My Oracle SupportのドキュメントID 1911151.1の「詳細の確認」を参照してください。
ターゲット・データベース・パラメータの構成
NLS_LENGTH_SEMANTICS=CHAR
が必要です。
- My Oracle Supportの記事(ドキュメントID 1986664.1および2626966.1)を確認します。
- PeopleSoftデータベースで推奨されている
NLS_LENGTH_SEMANTICS
パラメータを更新します。
表領域、ロールおよびPeopleSoftユーザーの作成
PS
、PEOPLE
およびSYSADM
)には相互依存性があるため、ユーザーとその前提条件(PeopleSoft提供スクリプトに続くデフォルトの表領域、ロールおよび権限など)を構築することをお薦めします。
これらのスクリプトは、Oracle Autonomous Database on Dedicated Exadata Infrastructureのユース・ケースに適合するように更新する必要があります。たとえば次のようにします。
SYSTEM
ユーザーのかわりに、Oracle Autonomous Database on Dedicated Exadata InfrastructureにはADMIN
ユーザーが割り当てられます。- プラガブル・データベースを切り替える必要はありません。デフォルトでは、Oracle Autonomous Database on Dedicated Exadata Infrastructureはプラガブル・データベースにのみ接続します。
- パブリック・シノニムの作成
- データ・ディクショナリ・スクリプトを実行します。
PeopleSoftスクリプトの構成
PeopleSoftスクリプトは、ソース環境からプルして構成する必要があります。スクリプトは、$PS_HOME/scripts/unix/pdb
にあります。
次のファイルのコピーを作成し、Oracle Autonomous Database on Dedicated Exadata Infrastructureに対して実行します。ソース・データベースから、またはZero Downtime Migrationサービス・ホストから実行できます。これらの手順は、Zero Downtime Migrationサービス・ホストから実行されています。
次のスクリプトを更新します。