Oracle Identity Cloud ServiceでのWeb層セキュリティおよびロール認可の構成
更新したアプリケーションを本番環境にデプロイする前に、Oracle Identity Cloud ServiceでWeb層セキュリティおよびロール認可を構成する必要があります。
Web層セキュリティの構成
Oracle Java Cloud Service - SaaS Extensionでは、アプリケーションのWeb層セキュリティは通常、web.xml
内のデプロイメント・ディスクリプタを使用して実装されていました。Oracle Identity Cloud Serviceでは、Web層およびOAuthセキュリティはOracle Identity Cloud Service機密アプリケーション構成で実装され、特にOracle Identity Cloud Service管理コンソールのFusion SaaS拡張アプリケーションに関連付けられます。
Oracle Identity Cloud Serviceでのロール認可の構成
拡張アプリケーションでOracle Platform Security Services (OPSS)を使用する場合は、OPSSユーザーおよびグループAPIをOracle Identity Cloud Serviceと統合する必要があります。
Oracle Identity Cloud Serviceを使用するドメインは、Oracle WebLogic Serverに1つ以上のOracle Identity Cloud Serviceクライアント・ロールを付与する機密アプリケーションに関連付けられます。デフォルトでは、この機密アプリケーションには、JavaアプリケーションでOPSS認証APIを使用できるようにする単一のロールAuthenticator Client
があります。JavaアプリケーションでOPSS APIを使用してユーザーおよびグループ情報を検索する場合は、機密アプリケーションにさらにロールを追加する必要があります。
完全な手順は、Oracle WebLogic Server for OCI製品ドキュメントに記載されています。