Siebelアプリケーションの更新
プロファイルを正常にアンデプロイし、新しいホスト名でプロファイルを再デプロイし、構成ファイルに必要なホスト名変更を緩和してDBクライアントをインストールしました。最新のSiebelアップデートを適用する時期になりました。
前提条件が満たされているかどうかの確認
開始する前に、システムが更新の準備が完了していることを確認してください。次の項目が完了したことを確認します。
- Oracle Supportの「パッチと更新版」タブから最新のSiebel更新をダウンロードしました。
- Siebelバイナリがインストールされているドライブに十分な領域があることを確認しました。更新ウィザードでは、各モジュール(AI、SES/GW、Tools、およびClient)に対応するフォルダのバックアップが自動的に作成されます。
Siebelアプリケーションインターフェイスの更新
次に、Siebelアプリケーションインターフェイスを更新します。
setup.bat
を昇格された権限で実行してインストーラを起動します。- SAIに対応するインストール・ディレクトリを選択します。
- 「サマリー」ページになるまで、「次へ」をクリックします。
- 「サマリー」ページで「インストール」をクリックします。インストールはしばらく実行され、正常に実行されます。
Siebel SESモジュールの更新(ゲートウェイおよびSiebel Server)
次に、ゲートウェイとSiebel Serverで構成されるSiebel SESモジュールを更新する必要があります。
- Siebel Serverおよびゲートウェイを更新するには、同じインストーラを起動します。
- SESモジュールに対応するインストール・ディレクトリを選択します。
- 「新規データベース・リポジトリ」および「祖先リポジトリ」オプションは選択しないでください。「次へ」をクリックします。
- PostInstallDBUtilityを正常に実行できるようにするフィールドに、関連する詳細を入力します。「次へ」をクリックします。
- 「インストール」をクリックします。
- PostInstallDBSetupログをレビューして、エラーがあるかどうかを確認します。これらのログは、
$SIEBEL_SES_ROOT\siebsrvr\log
またはlogarchive
フォルダにあります(更新後にサービスが自動的に再起動された場合、ログがアーカイブされた可能性があります)。 - 更新ウィザードがサービスの開始モードを自動に変更した可能性があります。必要に応じてリセットします。
- サービスを開始し、アプリケーションを起動します。「ヘルプ」、「テクニカル・サポート」の順にクリックして、バージョンを確認します。次に、siebelまたはsadminユーザーとしてsqlplusセッションにログインし、データベース・バージョンを確認します。
SQL> select app_ver from siebel.s_app_ver;