この図は、1つの可用性ドメイン、3つのフォルト・ドメインおよび2つの仮想クラウド・ネットワーク(VCN)があるOracle Cloud Infrastructure (OCI)リージョンを示しています。
このリージョンでは、次のサービスが提供されます。
- Oracle Cloud Infrastructure Audit
- Oracle Cloud Infrastructure Block Volumes
- Oracle Cloud Infrastructure File Storage
- Oracle Cloud Infrastructure Identity and Access Management
- Oracle Cloud Infrastructure Logging
- Oracle Cloud Infrastructure Object Storage
- ポリシー
VCNは、次のゲートウェイを提供します:
- 動的ルーティング・ゲートウェイ(DRG): サイト間VPNまたはFastConnectを使用して、オンプレミス・ネットワークとVCN間でプライベート接続を提供します。
- インターネット・ゲートウェイ: パブリック・サブネットとインターネット・ホスト間の通信を提供します。このアーキテクチャには、インターネット・ゲートウェイを介したトラフィック用のOracle Cloud Infrastructure Web Application Firewallも含まれます。
- サービス・ゲートウェイ: VCNは、インターネットを経由せずに、Oracleネットワーク・ファブリック上でオブジェクト・ストレージなどのサービスと通信します。
VCNは5つのサブネットをそれぞれ独自のセキュリティ・リストおよびルート表とともに提供します。DMZパブリック・サブネットには、フォルト・ドメイン1にOracle Cloud Infrastructure Bastion、フォルト・ドメイン3にパブリック・ロード・バランサ、フォルト・ドメイン2にスタンバイ・ロード・バランサが含まれます。
Oracle Cloud VMware Solutionソフトウェア定義のデータ・センター(SDDC)は、次のサブネットを網羅しています。
- VLANアプリケーション・プライベート・サブネット: NSX Edgeは、フォルト・ドメイン全体に分散された仮想マシン(VM) 1-nへのルーティングを提供します。VMは、コンピュート(vSphere)、ネットワーク(NSX-T)およびストレージ(vSAN)サービスを提供します。
- コンピュート・クラスタのプライベート・サブネット: ESXiベア・メタル・サーバー1-nを提供します。
Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructureは、次のサブネットにまたがります:
- データベース(クライアント)プライベート・サブネット: 拡張可能なデータベース・サーバーを提供し、RoCEネットワーク、ストレージ・データベース・サーバーへのFabric、その他のサーバーなどの拡張可能なストレージ・サーバーに接続するVMクラスタ・データベースを管理します。
- Database (Backup)プライベート・サブネット: データベースのバックアップ用です。