この図は、オンプレミスOracle DatabaseがOracle Cloud InfrastructureのOracle Base Database Service VMデータベース・システムに移行された後の移行後のアーキテクチャを示しています
オンプレミスのOracle Databaseデプロイメントにはアプリケーション・サーバーがあります。サイト間VPNは、オンプレミス・データ・センターをOCIリージョンのVCN上の動的ルーティング・ゲートウェイに接続します。情報は、顧客データ・センターからアプリケーション層およびデータベース層に流れます。
- OCIリージョンには、1つの可用性ドメインと3つのフォルト・ドメインがあります。
- リージョンには、次のプライベート・リージョナル・サブネットを持つ3つのフォルト・ドメインすべてにまたがるVCNがあります:
- アプリケーション層: アプリケーション層のコンパートメントAには、フォルト・ドメイン1にOCIロード・バランサ、フォルト・ドメイン2にApplication Server Computeがあります。
- データベース層: データベース層のコンパートメントBには、フォルト・ドメイン1にOracle Base Database Serviceがあるクライアント・サブネットがあります。
- セキュリティ・リストは、サブネットとの間のトラフィックの規制に使用されます。
- ルート表は、VCN外部の宛先にバインドされたトラフィックを転送するために使用されます。
- Dynamic Routing Gatewayは、サイト間VPNを使用して、オンプレミス・データ・センターからプライベート・サブネットへのプライベート接続を可能にします。
- サービス・ゲートウェイを使用すると、データベース層のプライベート・サブネット内のOracle Base Database ServiceがOracle Cloud Infrastructure Object Storageと通信できるようになります。
Oracle Services Networkでは、次のサービスを使用できます。
- OCIオブジェクト・ストレージ
- ロギング
- OCI IAM
- モニタリング
- その他のOracle Cloud Services
Oracle Database Zero Data Loss Autonomous Recovery ServiceはOCIリージョンにあり、プライベート・エンドポイントを介してOracle Base Database Serviceに接続します。