アプリケーションの移行とソースの構成

Apache TomcatアプリケーションのWARファイルを移行し、クラウド内の新しいデータベースを指すようにデータソースを構成します。

Apache Tomcatアプリケーションの移行

Apache TomcatアプリケーションのWARファイルをターゲットTomcatサーバーに移行します。

1. TomcatサーバーのIPアドレスをTerraform出力から収集します。
2. 要塞サーバーのPUBLIC IPを設定します。

   export BASTION_IP=Bastion Public IP

3. TomcatサーバーのプライベートIPを設定します。

   export TOMCAT_IP=Private IP of the Tomcat server

4. アプリケーションWARファイルをターゲットTomcatサーバーにコピーします。

   # go to the location of the tomcat webapps folder
   cd /usr/local/tomcat/webapps/

   # scp the war files to the target tomcat server.
   scp -o ProxyCommand="ssh -W %h:%p
   opc@${BASTION_IP}” application.war opc@${TOMCAT_IP}:~/

5. 要塞ホストを介してターゲットTomcatサーバーにSSH接続します。

   ssh -o ProxyCommand="ssh -W %h:%p
         opc@${BASTION_IP}” opc@${TOMCAT_IP}

6. デプロイメント・フォルダへのファイルのコピー

   sudo cp application.war /var/lib/tomcat/webapps/

7. デプロイメントが予期したとおりに行われたことを確認します。

   cd /var/lib/tomcat/webapps/
   ls -lh

   warファイルがデプロイされると、applicationという新しいフォルダがディレクトリに作成されます。デプロイには数秒かかる場合があるため、最初にフォルダが表示されない場合は、ls -lhコマンドを再試行してください。

データソースの構成

各Apache Tomcatサーバーのデータソースをデプロイおよび構成します。

1. /etc/tomcat/ディレクトリにあるserver.xmlファイルを編集のために開きます。
2. 既存のGlobalNamingResourcesセクション内に次のセクションを追加します。

   USER_NAME、CONNECTION_NAME、USER_PASSWORDおよびATP_DB_NAMEは、接続内の情報で置き換えてください。

   <Resource name="jdbc/CONNECTION_NAME"
         global="jdbc/CONNECTION_NAME"
         auth="Container"
         type="javax.sql.DataSource"
         username="USERNAME"
         password="USER_PASSWORD"
         driverClassName="oracle.jdbc.OracleDriver"
         description="My DB"
   url="jdbc:oracle:thin:@ATP_DB_NAME_tp?TNS_ADMIN=/etc/tomcat/wallet"
         maxActive="15"
         maxIdle="3"/>

3. ファイルを保存します。
4. 編集のためにcontext.xmlファイルを開きます。
5. Context /タグ内に次のセクションを追加して、接続を追加します。

   アプリケーションに独自のcontext.xmlファイルが含まれている場合、このステップは不要な場合があります。

   <ResourceLink name="jdbc/CONNECTION_NAME"
       global="jdbc/CONNECTION_NAME"
       type="javax.sql.DataSource"/>

6. Tomcatを再起動する。

   sudo systemctl restart tomcat

7. アプリケーションが正しくデプロイされていることを確認してください。個々のサーバーで、次を使用します。

   curl http://localhost:8080/Application_name

8. ステップ1から7を繰り返して、Tomcatサーバーごとにデプロイメントとデータソースを構成します。
9. アプリケーションがロード・バランサによって提供されていることを確認するには、Terraform出力からロード・バランサのパブリックIPを取得し、http :// LOAD_BALANCER_IP /Application_name/に移動します。