このアーキテクチャでは、Oracle Autonomous Data Warehouse (ADW)に組み込まれたデータ・サイエンスおよび機械学習機能を使用して、幅広いエンタープライズ・データ・リソースのデータを分析し、ビジネス分析および機械学習を行います。

次のコンポーネントは、Oracle Cloud Infrastructureリージョン全体に適用されます。

• ガバナンス(データ・カタログ)
• Infrastructure、Network Security。アイデンティティおよびアクセス管理(IAM)

リージョンは、物理コンポーネントまたは機能コンポーネントを格納する機能レイヤーに分割されます。

• データ・ソース: データ・ソースは何でもかまいません。表示されるものには、エンド・ユーザー、デバイス、エンタープライズ・アプリケーション、あらゆるデジタル資産、イベント、センサー、機械学習(ML)モデルなどがあります。

• Ingest, Transform: Data moves into a block labeled Batch Ingestion with DB Tools (provided by ADW) listed as the recommended option and Oracle Data Integration as the secondary option.洗練されたデータは、永続、キュレート、作成レイヤーの「Serving Data Store」というラベルのブロックに渡されます。

  Metadataは、DBツールをバイパスし、「Batch Ingestion」(Oracle Cloud Data Integration)というラベルのブロックで処理されるか、クラウド・ストレージにフィードされ、ADWが提供するDBツールを使用してバッチ収集されます。オブジェクト・ストレージからMetadataがガバナンス(データ・カタログ)ブロックに移動します。

• Persist、Curate、Create: データは、Serving Data Store (Autonomous Data Warehouse)というラベルのブロックに移動し、Analyze、Learn、Predictレイヤーのブロックに移動します。ADWのMetadataがガバナンス(データ・カタログ)ブロックに移動します。

• 分析、学習、予測: データはADWから次のブロックに移動します。

  • 分析およびビジュアライゼーション(Oracle Analytics Cloud)。Metadataは、ガバナンス(データ・カタログ)ブロックにも移動します。
  • 推奨オプションとしてリストされているOracle Machine Learning Notebooks (ADW提供)と、セカンダリ・オプションとしてリストされているOracle Machine Learning AutoML UI、サード・パーティUIについて学習します。結果は、メジャー、ActレイヤーのPredictブロックおよび個人およびパートナに渡されます。
  • 推奨オプションとしてリストされたOracle Machine Learningサービス(ADW提供)およびセカンダリ・オプションとしてリストされたデータベース内Oracle Machine Learning Notebooksで予測します。
  • データは、Predictブロックからデータ製品に移動し、APIゲートウェイが推奨オプションとしてリストされ、Oracle Integration CloudおよびOracle Functionsがセカンダリ・オプションとしてリストされているAPIブロックに移動します。結果は、メジャー、Actレイヤーでデータ・コンシューマ(モノ、アプリケーション、個人およびパートナ)に渡されます
• 測定、行動: データ・コンシューマ(物事、アプリケーション、個人、パートナなど)が含まれます。