Rcloneのインストール

Rcloneは、システム上のすべてのユーザーに対して、または単一のユーザーに対してインストールできます。

システム全体へのRcloneのインストール

管理権限がある場合は、システム全体にRcloneをインストールできます。

Oracle Linux 7では、yumを使用してRcloneをインストールします。
```
$ sudo yum install -y rclone
```

他のLinuxディストリビューションでは、Rcloneによって提供されるインストール・スクリプトを使用します。そのスクリプトをダウンロードして実行し、システム全体の最新バージョンのRcloneをインストールします。
```
$ curl https://rclone.org/install.sh | sudo bash
```

個別に使用するためのRcloneのインストール

管理権限がない場合、またはシステム全体のRcloneをインストールしない場合は、最新のバイナリをダウンロードして直接使用できます。

次のコマンド文字列を使用して、Rcloneをダウンロードし、ホーム・フォルダに/binディレクトリを作成し、それをPATH環境変数に追加します。

$ mkdir ~/Temp
$ cd ~/Temp/
$ curl -O https://downloads.rclone.org/rclone-current-linux-amd64.zip
$ unzip rclone-current-linux-amd64.zip
$ cd rclone-*-linux-amd64
$ mkdir ~/bin
$ cp rclone ~/bin/
$ export PATH=$PATH:~/bin
$ echo 'export PATH=$PATH:~/bin' >> ~/.bashrc # Optional, only if you want to add it to
your path at every login

ノート:

PATHは、.bashrcに配置しないかぎり、ログアウト時にリセットされます。