この図は、OCIテナンシ・リージョンおよび他の外部組織に接続された特別なセンター・リージョンを示しています。
医療センターには、医療プロバイダ、臨床システム(RISおよびPACS)、デバイス、その他の臨床システム(EMRおよびHER)、およびサイト間VPNまたはFastConnectが含まれます。
OCIテナンシには、インターネット・ゲートウェイおよびクラウド・ガードを介してアクセスされるコンパートメントが含まれます。コンパートメント内は、次のものを含むVCNです:
- サブネットDMZ。次のものが含まれます。
- データ転送
- WAF
- イングレスおよびエグレスのサブネット。次のものが含まれます。
- オブジェクト・ストレージ
- ロード・バランサ
- APIゲートウェイ
- ダッシュボードとレポート(OTBI、VBCS、APEX)
- セキュア・レイクハウスのサブネット。次のものが含まれます。
- 関数
- Integration Cloud
- ストリーミング
- その他のLakehouseサービス:
- データ統合
- データ・フロー
- ビッグ・データ・サービス
- Autonomous Database
- オブジェクト・ストレージ
- データ・カタログ
- AIおよびML用のサブネット。次のものが含まれます。
- データ・科学
- OCIビジョンを含むAI
- 分析クラウド
医療機関は、データをデバイス、臨床システム(RISおよびPACS)および臨床システム(EMRおよびEHR)に送信できます。デバイスおよび臨床システムは、サイト間VPNまたは FastConnectにデータを送信します。VPNまたはFastConnectは、他のヘルスケア・プロバイダ(コールアウト4)、外部組織(コールアウト5)またはインターネット・ゲートウェイにデータを送信できます。インターネット・ゲートウェイは、クラウド・ガードおよびWAFを介して、OCI VCNのロード・バランサ(コールアウト8)にデータを送信します。
RISおよびPACSシステムは、データ転送、オブジェクト・ストレージ(コールアウト2)ファンクション、APIゲートウェイおよびダッシュボードとレポート(OTBI、VBCS、APEX)を使用してロード・バランサにデータを送信することもできます。
ロード・バランサは、WAFおよびダッシュボードとレポートからデータを受信し、APIゲートウェイに送信します。APIゲートウェイは、ダッシュボードおよびレポート、ロード・バランサおよびファンクションからデータを受信し、Integration Cloudおよびストリーミングにデータを送信します。
StreamingはAPIゲートウェイからデータを受信し、Integration Cloudと、LakehouseサービスのAutonomous DatabaseとObject Storageにデータを送信します。
Integration Cloudは、APIゲートウェイからデータを受信してストリーミングし、データをObject Storage (サブネット内) (コールアウト3)およびLakehouseサービス内のBig Data ServiceおよびAutonomous Databaseに送信します。
湖沼サービス(コールアウト7)には、データ統合、データ・フロー、ビッグ・データおよびAutonomous Databaseの共有データに加え、オブジェクト・ストレージからデータを受信し、ビッグ・データ・サービスにデータを送信するデータ・カタログがあります。Autonomous Databaseは、データ・サイエンス、AIおよびアナリティクス・クラウドにもデータを送信しています。Analytics Cloudはダッシュボードとレポートにデータを送信しています。
VCN内の他のOracleサービス(コールアウト6)には、次のものがあります。
- NATゲートウェイ
- ロギング
- 最大セキュリティ・ゾーン
- イベント
- ポリシー
- サービス・ゲートウェイ
- IAM
- セキュリティ・リスト
- 暗号化