この図は、Oracle Cloud Infrastructureテナンシにデプロイされた複数層アプリケーション・トポロジを示しています。各層のリソースは、プライマリ・リージョンUS West (Phoenix)およびスタンバイ・リージョンUS East (Phoenix)にレプリケートされています。
各リージョンのリソースは、単一のVCNにアタッチされます。2つのリージョンのVCNは、いずれかの端でダイナミック・ルーティング・ゲートウェイ(DRG)を使用してリモートでピアリングされます。
クラウド外部のユーザーからのリクエストは、DNSサービスによって、適切なリージョン(プライマリまたはスタンバイ)のインターネット・ゲートウェイに転送されます。アプリケーション・トラフィックは、パブリック・ロード・バランサによって受信されます。トポロジへの管理アクセスは、パブリック・サブネットの要塞ホストを介して制御されます。
ロード・バランサは、プライベート・サブネット内のアプリケーション・サーバーにリクエストを分散します。
アプリケーションをホストするコンピュート・インスタンスは、ブロック・ストレージおよび共有ファイル・ストレージにアクセスできます。
アプリケーション層には、別のプライベート・サブネットにあるデータベースへの接続があります。プライマリ・データベースは、Active Data Guardを使用してスタンバイ・リージョンのデータベースにレプリケートされます。
各VCNにアタッチされたNATゲートウェイを使用すると、プライベート・サブネット内のリソースからインターネットにアクセスできます。
各VCNにアタッチされたサービス・ゲートウェイにより、Oracle Cloud Infrastructure Object Storageへの接続が可能になります。