準備
テナンシまたはネットワーク管理者は、次のステップを実行して、デスクトップ・プールのデプロイメントを準備する必要があります。
- デスクトップ・プールのテナンシを設定します。
- ネットワーク・アクセスの構成、コンパートメントの設定、ユーザーおよびグループのポリシーの作成を行います。
- デスクトップ管理者に使用可能なイメージ、ストレージ、およびネットワークをインポートして構成します。
リージョンおよびテナンシの設定
デプロイメント前にリージョンまたはテナンシを作成および構成します。明確で具体的な命名規則を使用して、チームがリージョンまたはテナンシを簡単に識別できるようにします。たとえば、リージョンベースのデスクトップ・プールにEMEA-secure-desktops
という名前を付けます。
Oracleでは、テナンシの設定プロセスを簡素化するために、OCI Secure Desktops ORMスタックを使用することをお薦めします。ORMスタックは、テナンシがベスト・プラクティスに従って設定されていることを確認するために、いくつかのプロセス・タスクを支援します。OCI Secure Desktops ORMデプロイメント・スタック:
- ポリシー、動的グループを作成し、ユーザー・アクセスを設定します。
- 既存のネットワークリソースを作成またはオンボーディングします。
- OCIセキュア・デスクトップ・プールで使用するカスタム・イメージをインポートします。
ネットワーク・アクセスの構成
オプションで、デスクトッププールに使用するコンピュートイメージを設定します。各リージョンのデスクトップ・プールごとに新しいイメージをインポートします。更新されたイメージを個別にインポートすることもできます。イメージのみをインポートするには、目的のリージョンでORMスタックを実行し、「デスクトップ・ポリシーの作成」および「デスクトップへのネットワーク・アクセスの構成」の選択を解除します。