この図は、ハブとスポーク・トポロジを含むMicrosoft Azureリージョンに接続されたOracle Cloud Infrastructure (OCI)リージョンを示しています。データ・フロー情報は周囲のテキストに含まれています。

OCIリージョンには、ルート表およびセキュリティ・リストを含む単一の仮想クラウド・ネットワーク(VCN)およびサブネットが含まれます。サブネットには、Oracle DatabaseOracle Autonomous DatabaseOracle Exadata Database Serviceなどのデータベース・オプションが含まれます。

OCIリージョンは、Oracle Cloud Infrastructure FastConnectおよびAzure ExpressRouteを特徴とするOracle Database Service for Microsoft Azure (ODSA) Multicloud Network Serviceを使用して、Azureリージョンと通信します。

Azureリージョンには、ハブ仮想ネットワーク(VNet)と4つのサブネットが含まれています。
  • パブリック・ロード・バランサを持つ外部サブネットは、FortiGate仮想ネットワーク・インタフェース・カード(VNIC)のポート1を使用して、2つのFortiGateファイアウォールを介して内部サブネットに接続します。
  • 内部ロード・バランサを持つ内部サブネットは、FortiGate VNICのポート2を使用して、2つのFortiGateファイアウォールを介して外部サブネットに接続します。ODSAマルチクラウド・ネットワーク・サービスもポート2に接続します。ルート表は、スポークVNetへのアクセスを提供します。
  • 高可用性(HA)サブネットは、FortiGate VNIC上のポート3を使用します。
  • 管理サブネットは、FortiGate VNIC上のポート4を使用します。

Azureクラウドには、単一のサブネットで実行されているアプリケーション仮想マシン(VM)を使用したスポークVNetも含まれています。ルート表は、ハブVNet内の内部サブネットへのアクセスを提供します。