このイメージは、サブスクリプション、コンテナ・レジストリおよび2つの可用性ゾーン(1および2)を含むAzureリージョンを示しています。

アプリケーションVNetは、両方の可用性ゾーンにまたがり、VNet、ロード・バランサ、AKS、オブザーバVMおよびバックアップ・オブザーバVMを含みます。

可用性ゾーン1 (プライマリVNetデータベース)および2 (セカンダリVNetデータベース)には、Oracle Database@Azureを持つクライアント・サブネットが含まれます。

OCIリージョンには、OCI管理対象サービス(OCI Object Storageの2つのインスタンスとOCI Vaultの1つ)が含まれています。Oracle Database@Azureは、OCI Object Storageに自動的にバックアップされます。

OCIは、AzureリージョンとOCIリージョン間のネットワークを管理します。

プライマリ・ルートには、これらのリージョンの外部にあるDNSがロード・バランサに接続され、プライマリVNetデータベースに接続するAKS、セカンダリVNetデータベースのOracle Database@Azure、およびコンテナ・レジストリに接続されます。プライマリVNetは、オブザーバVMを介してセカンダリVNetのOracle Database@Azureにデータを送信します。また、プライマリVNetは、OCI管理対象ネットワークを介してデータをOCI Object StorageおよびOCI Vaultに自動的にバックアップし、Oracle Data Guardを介してセカンダリVNetに接続します。AKSは、VNetピアリングを介してプライマリOracle Database@Azureに接続します。プライマリOracle Database@AzureはデータをOCI Object Storageに自動的にバックアップし、Oracle Database@AzureのキーはOCI管理対象ネットワークを介してOCI Vaultに格納されます。プライマリOracle Database@Azureは、Oracle Data GuardまたはActive Data Guardを介してセカンダリVNetにレプリケートされます。同様に、セカンダリVNetは、OCI管理対象ネットワークを介して、データを2番目のOCI Object StorageおよびOCI Vaultに自動的にバックアップします。

スタンバイ・ルートには、プライマリVNetおよびセカンダリVNetのOracle Database@Azureにデータを送信するバックアップ・オブザーバVMがあります。