サービスのプライベート・エンドポイントの構成の例

サービスのプライベート・エンドポイント・サポートを持つサービスをスピンする場合、そのサービスのプライベート・エンドポイントURLとともにVCNからプライベートIPアドレスが自動的に割り当てられます。

  1. Oracle Cloud Infrastructureにサインインします。
  2. ナビゲーション・メニューを開きます。「データベース」で、「Autonomous Transaction Processing」または「Autonomous Data Warehouse」をクリックします。
  3. 区分を選択します。
  4. 接続するデータベースをクリックします。
  5. Autonomous Database情報ページの「ネットワーク」セクションにある、サービスのプライベート・エンドポイントIPフィールドおよびサービスのプライベート・エンドポイントURLフィールドには、エンドポイントのIPアドレスおよびURLが表示されます。
  6. サービスへの受信トラフィックおよび送信トラフィックを許可するには、セキュリティ・ルールをNSGで定義する必要があります。サービスの非公開エンドポイント機能は、Ng内でステートフルおよびステートレスの両方のセキュリティ・ルールをサポートします。イングレス・トラフィックを対象とするルールではIPプロトコルTCPを指定でき、転送先ポート範囲は1522になります。Oracle Cloud Infrastructure内にある別のリソースをデータベースに接続するには、2つ目のリソースに、データベースのNSGへのすべての送信トラフィックを許可するセキュリティ・ルールが必要です。つまり、このセキュリティ・ルールの接続先としてデータベースのNSGを指定します。イングレス・ルールおよびエグレス・ルールを設定する手順は、次のとおりです。
    1. 「ネットワーク」に移動してコンパートメントを選択します。
    2. セキュリティ・リスト/NSGを追加すると、トラフィックに対するステートレス・イングレス・トラフィックをクライアントに返すことを、サービスに明示的に許可できます。
    3. イングレス方向を設定できます。サービス(ポート1522)は、ソース10.1.20.0/24 (サブネットaのCIDR)から受信トラフィックを受信できます。
    4. エグレス・ダイレクトの場合、サービスのプライベート・エンドポイントから宛先10.1.20.0/24 (サブネットaのCIDR)へのエグレス・トラフィックを設定できます。
  7. 一方、ステートレスではなくステートフル・ルールを定義できます。たとえば、「ルールの追加」タブで、ソースが10.1.20.0/24に設定されたステートフル・イングレス・ルールを設定して、サービス、プロトコルがTCP、ソース・ポート範囲セットAll、宛先ポートが1522に設定されるようにできます。宛先のポート範囲は、サービスによって異なります。