この図は、ReadyNetworksのマルチリージョンOracle Cloud Infrastructure (OCI)およびサード・パーティのクラウド環境を示しています。
ユーザーは、Microsoft AzureにあるSix.Oneポータルにアクセスして、リソースをプロビジョニングおよび構成します。Azureのサービスには、Azureアクティブ・ディレクトリ、Azure AD接続クラウド同期および多要素認証(MFA)が含まれます。
プロビジョニング後、ユーザーは、正しいデスクトップ・セッションを指し示すリモート・デスクトップ・プロトコル(RDP)ゲートウェイを使用して、OCI上にセキュアな接続を作成します。
OCIリージョンは、1つの可用性ドメイン、3つのフォルト・ドメインおよび2つのコンパートメント(本番コンパートメントと顧客コンパートメント)を提供します。このリージョンでは、次のサービスが提供されます。
本番コンパートメント: 独自のセキュリティ・リストおよびルート表を含む1つのプライベート・サブネットを含む1つのVCNが含まれます。サブネットには、暗号化、フレックス仮想マシン(VM)、およびオプションでフォルト・ドメイン1のアクティブ・ディレクトリと暗号化、永続ボリューム、およびフォルト・ドメイン2のRDPゲートウェイ・プロキシ・サーバーとして機能するフレックスVMが含まれます。VCNは、次のゲートウェイを提供します:
顧客コンパートメント: 暗号化、永続ボリューム、およびフォルト・ドメイン2のフレックスVMを含む、各顧客用のプライベート・サブネットを持つVCNが含まれます。各VCNには、本番コンパートメントのVCNと通信するためのローカル・ピアリング・ゲートウェイが含まれます。