このアーキテクチャに関するプロセス情報は、前後の段落に記載されています。

このイメージは、2つのリージョンを含む単一のテナンシおよびコンパートメントを示しています。各リージョンには単一の仮想クラウド・ネットワーク(VCN)があります。ロンドン・リージョンはデータ・サイエンスに使用され、フランクフルト・リージョンは機械学習に使用されます。リージョンはリモート・ピアリングを使用して接続されます。

テナンシは、両方のリージョンの実験システムにオブジェクト・ストレージおよびストレージ・バケットを提供します。テナンシでは、Oracle Cloud Infrastructure Identity and Access Management、ポリシー、グループ、ルート表、セキュリティ・リスト、ロギング、ファイアウォール、DNSおよびコンテナ・レジストリ・サービスも提供されます。

両方のVCNは、次のゲートウェイを提供します。
  • NATゲートウェイ: VCN内のプライベート・リソースは、着信インターネット接続にそれらのリソースを公開せずに、インターネット上のホストにアクセスできます。
  • サービス・ゲートウェイ: VCNは、インターネットを横断することなく、Oracleネットワーク・ファブリックを介したオブジェクト・ストレージなどのサービスと通信します。
  • 動的ルーティング・ゲートウェイ(DRG): リモート・ピアリング用のプライベート接続を提供します。
  • リモート・ピアリング: 異なるリージョン内のサブネット・リソースが、インターネット経由またはオンプレミス・ネットワーク経由でトラフィックをルーティングすることなく、プライベートIPアドレスを使用して通信できるようにします。

ロンドン(データ・サイエンス)リージョンは、サイト間VPNを使用して顧客構内機器およびユーザーに接続します。VCNには、機能層として配置された次のサブネットがあります。各サブネットには、セキュリティ・リストおよびルート表があります。

フランクフルト(機械学習)リージョンは、同様のサポート・サービスを提供しますが、異なる生産フローとリソースを提供します。