診断データの収集
構成ファイルとログ・ファイルは、E-Business Suiteアサータを使用したOracle Identity Cloud ServiceおよびOracle E-Business Suiteの統合に関する問題の診断に役立ちます。
次のファイルを収集する必要があります。
- E-Business Suite Asserter構成ファイル(
bridge.properties)。 - E-Business Suite Asserter診断ログ。
- E-Business SuiteアサータがデプロイされているWebLogicドメインのドメイン・ログ・ファイル。
- HTTPヘッダー・トレース。
E-Business Suiteアサータ・デバッグ・ログの有効化
ログをファイルに送信するには、logger.propertiesファイルでFileHandlerをhandlersプロパティに追加します。これにより、ファイル・ロギングがグローバルになります。
Fiddlerを使用したHTTPトラフィックの取得
Fiddlerを使用して、クライアントとホスト・コンピュータ間のHTTPトラフィックを表示およびデバッグできます。
Fiddlerトレースの個々のセクションは色分けされています。各色は意味を持ちますが、失敗は赤で表示されます。結果列には、セクションが返したHTTPコードが含まれます。たとえば、セクションがHTTP 404またはNot Foundのエラー・メッセージを返した場合、セクションは赤色になります。通常はエラーまたは障害を探しているため、集中するセクションはトレース内の赤いセクションです。Fiddlerは、
.sazのファイル拡張子を持つトレースを含むファイルを作成します。