図merch-logical-arch.pngの説明

この図は、Azure ADとOracle Access Manager for Oracle E-Business Suite間のSSOの設定に使用される論理アーキテクチャを示しています。このアーキテクチャは、3つの論理層と、これらの層を構成するコンポーネントで構成されます。

イメージの最上部には、Webブラウザを表す小さなボックスがあります。このボックス内には、「ADF」というラベルの付いたアプリケーション開発フレームワークを表す小さいボックスがあります。このボックスは、大きいボックスに両向きの矢印で相互接続されています。このボックスは、点線としてレンダリングされ、Azureテナントとラベル付けされており、連絡先が「アプリケーション」というラベルのボックスです。矢印は、Web層のラベルが付いたイメージの幅を水平線で通過します。

Azureの「テナント」ボックス内には、2つの小さなボックスと4つのアイコンがあります。アイコンは次のコンポーネントを表しています:
  • 外部とオンプレミスの統合
  • SFTP
  • アイデンティティ
  • Azure Active Directory(AD)

小さい2つのボックスには、両方とも「アプリケーション」というラベルが付いています。一方のボックスに、小売統合アプリケーションが含まれます。もう1つのボックスは、これら2つの大きなもので、Retail Merchandising SystemおよびRetail Price Managementアプリケーションを表す、2つの小さなボックスのラベルが付いたボックスと、小売請求書照合および小売り配賦アルゴリズムを表す小さなボックスで構成されるオプションのラベルが付いたボックスが含まれています。

これらのコンポーネントはすべて、次に示すように、二重矢印で接続されます。
  • 「外部統合」アイコンと「オンプレミス統合」アイコンは、「SFTP」アイコンと「アプリケーション」というラベルの小さいボックスに相互接続されています。ここでの矢印の連絡先は、Retail Integrationアプリケーションを表すボックスです。
  • SFTPは、より大きなアプリケーション・ボックス内でRetail IntegrationアプリケーションおよびCoreボックスに相互接続されます。
  • Retail Integrationアプリケーションは、Retail Merchandising Systemアプリケーションと相互接続されています。
  • 「アイデンティティ」アイコンは、大きなアプリケーション・ボックスおよび「Azure AD」アイコンに相互接続されます。

Azureのテナント・ボックスは、OCIテナントというラベルの付いた小さいボックスに、二重矢印で接続されています。この接続の連絡先は、Azureテナント層の大きなアプリケーション・ボックスと、RAC Databaseというラベルが付いたOCIテナント・ボックス内のボックスの間にあり、Merchandising PDBとIntegration PDBというラベルが付いた2つの小さいボックスがそれぞれ含まれています。接続矢印には「FastConnect」というラベルが付いています。