1. Oracle IntegrationとOracle Fusion Applications間でのシングル・サインオンの構成
  2. シングル・サインオン構成の準備

シングル・サインオン構成の準備

Oracle IntegrationとOracle Fusion Applicationsの間のシングル・サインオンを構成する前に、Oracle Identity Cloud Serviceインスタンスからデータを収集してサポート・リクエストを登録し、Oracle Fusion Applicationsのシングル・サインオンを構成する必要があります。

始める前に

Oracle Identity Cloud Serviceを使用するようにOracle Fusion Applicationsを構成する前に、次の項目があることを確認します。

  • アプリケーションおよびユーザーを管理する権限を持つOracle Identity Cloud Serviceアカウント(アイデンティティ・ドメイン管理者またはアプリケーション管理者)。

  • アイデンティティ・プロバイダ・メタデータ。このURLを、メタデータにアクセスするためにOracle Identity Cloud Serviceインスタンスの名前を使用して変更します: https://<IDCS-Service-Instance>.identity.oraclecloud.com/fed/v1/metadata

  • Oracle Identity Cloud Serviceを介してOracle Fusion Applicationsのユーザー・アカウントを管理するための、ORA_FND_IT_SECURITY_MANAGER_JOBロールを持つOracle Fusion Applicationsサービス・アカウント。

  • テナント名およびドメイン名。これらは、Oracle Fusion Applications環境のURLから取得できます。たとえば、URL https://jsmith.hcm.example.com/hcmCoreでは、テナント名はjsmith、ドメインはexample.comです。

Fusion Applicationsサーバー・データの取得

プロビジョニングを有効化する前に、Oracle Fusion Applicationsサーバーのホスト名とポート番号を取得し、それらを使用してOracle Fusion Applicationsとの接続を確立する必要があります。

  1. 管理者としてOracle Fusion Applicationsにログインします。
  2. 「ナビゲータ」をクリックし、「設定および保守」を選択します。
  3. 「タスク」をクリックし、「トポロジのレビュー」を選択します。
  4. 「詳細」タブをクリックして、hcmdomainドメイン名を展開します。
  5. HCM Core Setupの外部サーバー・ホスト名とポート番号の値をメモします。

Oracle Fusion Applicationsのシングル・サインオンの構成

Oracle Identity Cloud ServiceでOracle Fusion Applicationsを構成する前に、次のことを実行します。

  1. Oracle Supportに移動します。
  2. Oracle Fusion Applications Support TeamからPEM証明を取得するために、Oracle Supportにサービス・リクエストを登録します。
Oracle Identity Cloud ServiceでOracle Fusion Applicationsを構成した後、Fusion Appsサポート・チームにOracle Identity Cloud Service IDプロバイダのMetadata.xmlファイルを提供して、Oracle Fusion Applications側でIDプロバイダ・コネクタをインポートまたは作成できるようにする必要があります。