Oracle E-Business SuiteでのE-Business Suite Asserterの構成

E-Business Suite Asserterアプリケーション・サーバーをOracle E-Business Suiteに登録します。

Oracle E-Business SuiteへのE-Business Suite Asserterの登録

E-Business Suite Asserterは、Oracle E-Business Suiteとの通信を確立するために、データベース接続ファイルのアプリケーション・サーバーIDを使用します。データベース接続ファイルは、E-Business Suite Asserterアプリケーション・サーバーのOracle E-Business Suiteへの登録中に生成されます。

Oracle E-Business Suiteアプリケーション・サーバー・マシンにログインします。rootユーザーを使用しないでください。WebLogicサーバーのインストールおよび実行に使用されるユーザー名を使用します。
コマンドecho $JAVA_HOMEおよびecho $WL_HOMEを実行し、それぞれに設定されている値を書き留めます:
- JAVA_HOME: /usr/java/jdk1.7.0_201
- WL_HOME: /u01/oracle/wlserver
コマンド$JAVA_HOMEおよび$WL_HOMEの値が設定されていない場合は、WebLogic管理者に設定をリクエストします。$WL_HOME値は、12.2より大きいバージョンのOracle E-Business Suiteを使用する場合にのみ必要です。

$JAVA_HOMEおよび$WL_HOMEの値は、使用している環境と異なる場合があります。環境の正しい値でフィールドを更新してください。
次のコマンドを実行して作業フォルダを作成します:
```
cd /opt
mkdir ebssdk
cd ebssdk
```
OCI IAMコンソールからダウンロードしたebs.warファイル内のWEB-INF/libフォルダにあるfndext.jarファイルを抽出します。
fndext.jarファイルを、前のステップで作成した作業フォルダと、E-Business Suite Asserter WebLogic $DOMAIN_HOME/libフォルダにコピーします。
fndext.jarファイルの名前は、現在のバージョンによって異なる場合があります。
Oracle E-Business Suite環境ファイル(この例では/u01/install/VISION/EBSapps.env)を見つけ、次のコマンドを実行します:
```
source /u01/install/VISION/EBSapps.env
```
.envファイルへのパスは、環境によって異なる場合があります。
次のフォルダで、Oracle E-Business Suiteインスタンスに関連付けられている.dbcファイルを見つけます: $FND_SECURE/EBSDB.dbc。
データベース・インスタンス名がEBSDBの場合、ファイル名はEBSDB.dbcのような名前である必要があります。.dbcファイルのフルパス(ファイル名自体を含む)をノートにとります: /u01/install/VISION/fs1/inst/apps/EBSDB_ebs/appl/fnd/12.0.0/secure/EBSDB.dbc.

次のコマンドを実行して、E-Business Suite Asserterアプリケーション・サーバーをOracle E-Business Suiteに登録します:

cd /opt/ebssdk
java oracle.apps.fnd.security.AdminDesktop apps/apps CREATE NODE_NAME=ebsasserter.example.com DBC=/u01/install/VISION/fs1/inst/apps/EBSDB_ebs/appl/fnd/12.0.0/secure/EBSDB.dbc

次のコマンドを実行します:
```
cat EBSDB_ebsasserter.example.com.dbc
```
結果のファイル名にはすべて大文字を使用できます。APPL_SERVER_ID値をメモします。
EBSDB_ebsasserter.example.com.dbcファイルをEBSアサーション・プロバイダのWebLogicサーバー・マシンの/opt/ebssdkフォルダにコピーします。フォルダが存在しない場合は、フォルダを作成します。