この図は、Oracle Cloud InfrastructureリージョンにデプロイされたOracle PeopleSoftトポロジを示しています。リソースは、3つの可用性ドメインにまたがる単一の仮想クラウド・ネットワーク(VCN)の10.0.0.0/16にアタッチされます。
動的ルーティング・ゲートウェイ(DRG)は、FastConnectを使用して顧客のデータ・センターにプライベート接続を提供します。
VCNには、機能層として配置された6つのサブネットがあります。
- ロード・バランサ層(サブネット10.0.10.0/24): 可用性ドメイン2のロード・バランサは、Webサーバー層のサーバーへのトラフィックを管理します。
- Webサーバー層(サブネット10.0.20.0/24および10.0.21.0/24): 各サブネットは個別の可用性ドメイン(ドメイン2および3)に存在し、Webサーバーをホストする仮想マシン(VM)を含みます。各Webサーバーは、アプリケーション・サーバー層の同じ可用性ドメイン内のアプリケーション・サーバーへのトラフィックを処理します。
- アプリケーション・サーバー層(サブネット10.0.18.0/24および10.0.19.0/24): 各サブネットは個別の可用性ドメイン(ドメイン2および3)に存在し、アプリケーション・サーバーをホストするVMを含みます。各アプリケーション・サーバーは、データベース層のデータベース・サービスを使用します。
- データベース層(サブネット10.0.22.0/24): データベースは可用性ドメイン1に存在し、Webアプリケーション層のデータベース・サービスを提供します。データベースには、オンプレミス・データ・ソースへのData Guard接続が表示されます。