ソフトウェアのインストールと構成
Oracle ClientおよびOracle GoldenGateソフトウェアをオンプレミスおよびクラウドのコンピュート・インスタンスにインストールし、構成します。
ソフトウェアのインストールと構成について
Oracle GoldenGateソフトウェア、Oracle GoldenGateのバージョンおよびキャプチャ・モードをインストールする場所を決定します。
Oracle GoldenGateをインストールする前に、次の点を考慮してください。
- ソフトウェアのインストール場所
ソフトウェアのオンプレミスをインストールする場合、Oracle GoldenGateソフトウェアをデータベース・サーバーまたは別のマシン(Oracle GoldenGateサーバー)にインストールできます。ソース本番システムにソフトウェアをインストールしない場合は、別のマシンにソフトウェアをインストールし、ソース・データベースからトランザクションのリモート・キャプチャを実行できます。リモート取得プロセスは、SQL * NETを使用してデータベースに接続し、トランザクションをリモートで取得します。リモートで取得されたトランザクションは、Oracle GoldenGateソフトウェアがインストールされているサーバー上のローカル証跡ファイルに書き込まれます。
トランザクションを取得するにはOracle GoldenGateユーザーがソース・データベースに存在している必要があり、Oracle Clientライブラリがデータベースに接続できるようにするには、Oracle ClientソフトウェアがOracle GoldenGateサーバー上にある必要があります。
- インストールするソフトウェアのバージョン
My Oracle Supportの動作保証マトリックスに従って、ソース・データベース・バージョンにサポートされている最新バージョンのOracle GoldenGateを使用します。Oracle GoldenGateバージョン12.3は、ソース・データベース・バージョン11.2.0.3.でサポートされる最新バージョンのソフトウェアです。
integrated
またはclassic
取得モードを使用する取得モード使用する方法によって、Oracle GoldenGateプロセスの構成方法が決まります。Oracle Databaseバージョン11.2.0.3を取得するには、
integrated
取得モードでデータベースに特定のパッチが必要です。パッチがデータベースにない場合は、パッチを適用するか、classic
取得モードを使用します。
この場合、Oracle GoldenGateバージョン12.3およびOracle ClientソフトウェアをOracle GoldenGateサーバーにインストールし、classic
取得モードを使用します。これは、ソース・データベースがOracle Databaseバージョン11.2.0.3を実行している本番データベースであり、integrated
取得モードの使用に必要なレベルにパッチが適用されていないためです。