この図は、Oracle Cloudリージョンとオンプレミス・データ・センターにまたがる統合トポロジを示しています。
Oracle Cloudリージョンには、Oracle Cloud InfrastructureテナンシおよびOracle Utilities SaaSがあります。
Oracle Utilities SaaSには、次のコンポーネントがあります。
- 次のタイプのバッチを含むSaaSバッチ・フレームワーク。APIリクエストをOracle Cloud Infrastructure Object Storageに送信します。
- 一般化されたデータ・エクスポート・バッチ
- DataConnectバッチ
- SQL駆動バッチ
- 次のことを行うSaaSメッセージング・フレームワーク。
- Oracle Utilities SaaSからOracle Integrationにアウトバウンド・メッセージを送信します。
- Oracle Integrationおよびオンプレミス・アプリケーションからリクエストを受信するAPIサービスをホストします。
- Oracle Utilities SaaSからOracle Cloud Infrastructureのリソースへのリクエストを規制するためのURL許可リスト。
- 外部ユーザーがアクセスする次の組込みSaaSツール:
- BI Publisherを使用したレポート
- Oracle Analyticsを使用した分析
- SQL Developer Webを使用したSQL問合せ
Oracle Cloud Infrastructureテナンシには、次のコンポーネントがあります。
- Oracle Cloud Infrastructure Identity and Access Management。Oracle Cloud Infrastructure内のリソースとの通信を認証および認可します。
- Oracle Identity Cloud Service。Oracle Cloud InfrastructureからOracle Utilities SaaSへの通信を認証および認可します。
- SaaSバッチ・フレームワークおよびオンプレミス・データ取得ジョブからAPIリクエストが送信されるOracle Cloud Infrastructure Object Storageバケット。
- Oracle Cloud Infrastructure Object Storageによって生成されたイベントによって呼び出されるサーバーレスOracle Cloud Infrastructure関数。これらの機能は、オンプレミス・データ・ウェアハウスまたはデータ・レイクおよび他のオンプレミス・アプリケーションと相互作用します。
- Oracle Integrationと、SaaSメッセージ・フレームワーク、Oracle Cloud Infrastructure Object Storage、他のOracle SaaSアプリケーションおよびオンプレミス・アプリケーションの間の統合フロー。
オンプレミス・データ・センターには、次のコンポーネントがあります。
- Oracle Cloud Infrastructure Object Storageからデータをフェッチし、Oracle Cloud Infrastructureにデプロイされたサーバーレス・ファンクションによってステージングされたデータを使用するデータ取得ジョブを使用してデータがロードされるデータ・ウェアハウスまたはデータ・レイク。
- Oracle Cloud InfrastructureおよびOracle Integrationのサーバーレス・ファンクションと相互作用する他のアプリケーション。