このイメージは、プライマリOracle WebLogic Serverホスト、データベース・ホストおよびデータベースがオンプレミスであるハイブリッド・ディザスタ・リカバリ環境を示しています。セカンダリ、スタンバイ環境はOCIにあります。

オンプレミスのデータ・センターには次のものがあります。

• ロード・バランサ(10.10.10.10)
• WebHost1 (10.10.10.11)およびWebHost2 (10.10.10.12)
• AppHost1 (10.10.10.13)およびAppHost2 (10.10.10.14)を使用したOracle WebLogic Server
• AppHost1およびAppHost2への双方向接続を使用したNFS
• DBHost1 (10.10.10.15)およびDBHost2 (10.10.10.16)およびPDB1を含むOracle RAC
• クラウドVCN内のDRGへのFastConnect接続を持つ顧客オンプレミス機器(CPE)

OCIリージョンにはVCNと単一の可用性ドメインがあります。パブリック・サブネットが1つとプライベート・サブネットが3つあります。セカンダリ・データ・センターには次のものがあります。

• パブリック・サブネット1 (Web層): ロード・バランサ(100.100.100.10)、WebHost1 (10.10.10.11)およびWebHost2 (10.10.10.12)
• プライベート・サブネット2 (中間層): AppHost1 (100.70.10.13)およびAppHost2 (100.70.10.14)
• プライベート・サブネット3 (FSS層): OCI FSS: products1、products2、共有構成および共有ランタイム
• プライベート・サブネット4 (DB- tier): DBHost1 (100.80.10.15)およびDBHost2 (100.80.10.16)およびPDB1を使用したDB System (RAC)

次のポート接続は、プライマリ・データ・センターとセカンダリ・データ・センターをリンクします。

• DNSは、ポート443およびhttpsを使用してプライマリ環境とセカンダリ環境を接続します。
• Oracle Data Guardは、ポート1521 (SQL*NET)を使用して、プライマリPDB1データベースをセカンダリPDB1に接続します。
• ポート22およびhttpsは、プライマリおよびセカンダリ・アプリケーション・ホストを接続します。
• セカンダリLoad Balancerは、Web層のポート443 (HTTPS)および7001 (HTTPコンソール)を使用します。コンテンツは、ポート7001 (管理サーバー)、8001 (WebLogicクラスタ1)および9001 (WebLogicクラスタ2)を使用して、中間層のLoad Balancerからアプリケーション・ホストにフローします。
• 双方向接続では、NFSを使用して中間層とFSS層をリンクします。
• 中間層のセカンダリ・アプリケーション・ホストは、ポート1521 (SQL*NET)および6200 (ONS)を使用してdb層に接続します。

コンポーネントについては、前後のテキストで詳しく説明します。