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Java Platform, Standard Edition Java Flight Recorderコマンド・リファレンス
リリース10
E98510-01
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1 コマンドライン・オプション

javaコマンドを使用してJavaアプリケーションを起動する際には、Java Flight Recorderを有効にしたり、その設定を構成したり、記録を開始したりするためのオプションを指定できます。

javaコマンドの次のコマンド行オプションは、Java Flight Recorderに固有です。

  • -XX:+|-FlightRecorder: Java Flight Recorderを有効にします(JDK 8u40以降では必要ありません)

  • -XX:FlightRecorderOptions: Java Flight Recorderのパラメータを設定します

  • -XX:StartFlightRecording: 指定されたパラメータまたはデフォルト値を使用して記録を開始します

Java Flight Recorderのコマンドライン・オプションについては、Java Platform, Standard Editionツール・リファレンスのjavaの章で説明されています。これらのオプションは、Oracleの商用ライセンスJDKでのみ使用できます。これらのオプションを使用するには、次の項の説明に従って、商用機能をロック解除する必要があります。

商用機能のロック解除

次のいずれかの方法を使用して、Java Flight Recorderおよび関連オプションにアクセスします。

  • javaコマンドを使用してアプリケーションを起動するときに-XX:+UnlockCommercialFeaturesオプションを指定します。

  • アプリケーションが実行開始した後で、jcmdユーティリティのVM.unlock_commercial_featuresパラメータを使用して商用機能をロック解除します。

例1-1 アプリケーション起動時の商用機能のロック解除

次のjavaコマンドは、MyAppという名前のアプリケーションの商用機能をロック解除して記録を開始します。

java -XX:+UnlockCommercialFeatures -XX:StartFlightRecording MyApp

例1-2 実行中アプリケーションの商用機能のロック解除

次のjcmdコマンドは、プロセスIDが1968のJavaプロセスの商用機能をロック解除します。

jcmd 1968 VM.unlock_commercial_features