この章では、Java Mission Controlに関するよくある質問とその回答を示します。
注意: Java Mission Controlを本番で使用するには、商用ライセンスが必要です。商用機能の詳細とそれらを有効化する方法については、http://www.oracle.com/technetwork/java/javaseproducts/ にアクセスしてください。 |
次のような問題が発生することがあります。
次を考慮してください。
正しいプロトコルを使用していますか。
モニター対象のJVMのバージョンと、JMCクライアントを実行しているJVMで使用されているバージョンとが同じであることを確認してください。
サービスURLの形式です。
service:jmx:rmi:///jndi/rmi://<hostname>/jmxrmi
正しいポートが開いていますか。
JMX over RMIの実行には2つのポートが必要で、ポートの1つは事前にはわかりません。
通信がファイアウォールで遮断されていませんか。
詳細は、Oracle Technology NetworkのJava Mission Controlの概要にあるJava Mission Controlの通信を参照してください。
RMIではときどき、使用するアドレスを決定する際に問題が生じることがあります。これは、次のいずれかの理由で発生する可能性があります。
セキュリティ・マネージャでアクセスの制限があります。
マシンがマルチホームであり、RMIが間違ったインタフェースを選択しています。
ホスト・ファイルの構成が誤っているか、様々なネットワーク関連の構成の問題が複数あります。
ほかの方法がすべて失敗した場合は、java.rmi.server.hostname
システム・プロパティの指定を試すことができます。これは、JVMで実行されているアプリケーションに影響を与える可能性があります。
JAVA_HOME/bin/jmc
を使ってJMCクライアントを起動していることを確認します。
次を考慮してください。
JAVA_HOME/bin/jmc
を使ってJMCクライアントを起動していることを確認します。
EclipseからJMCを実行している場合は、Eclipseが(JREではなく)JDK上で実行されていることを確認します。
システムのtmp
ディレクトリにhsperfdata_username
というディレクトリがあり、JMCを実行しているユーザーから書込み可能で、ファイル・システムでアクセス制御リスト(ACL)がサポートされていることを確認してください。
JMCを起動する前に、jmc.ini
ファイルの-vmargs
セクションに-Xbootclasspath/a
オプションを追加する必要があります。このオプションの値(コロンの後ろ)は、JBossのjconsole.bat
ファイルで生成される拡張クラスパスに設定するようにしてください(そのために、ファイルに@echo on
を追加して、実行します)。