第1章 |
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Sun Java Wireless Toolkit for CLDC は、MIDP アプリケーションを開発するためのエミュレーション環境を備えています。このマニュアルでは、次の 2 つの有用な方法でこのツールキットをカスタマイズする手順について説明します。
この章の残りの部分では、これらのカスタマイズについてそれぞれその概要を説明します。
Sun Java Wireless Toolkit for CLDC では、次の方法でエミュレータをカスタマイズできます。
1. サードパーティ製のエミュレータをダウンロードして Sun Java Wireless Toolkit for CLDC にインストールします。
2. Sun Java Wireless Toolkit for CLDC のデフォルトのエミュレータに基づいて、新しいエミュレータスキンを作成します。この方法については、第 2 章を参照してください。
3. デフォルトエミュレータの実装をカスタマイズします。このためには、Sun Java Wireless Toolkit for CLDC のソースコードのライセンスを取得してエミュレータの実装をカスタマイズします。
「難読化ツール」は、実行可能な MIDlet スイートのサイズを小さくするために使用するツールです。MIDlet スイートを小さくすると、ダウンロード時間が短くなります。つまり、現在の帯域幅不足に悩むワイヤレス環境での待ち時間が短くなり、ユーザーの通信料金が低くなる可能性があります。
Sun Java Wireless Toolkit for CLDC は、ProGuard 難読化ツール (http://proguard.sourceforge.net/) に対応していますが、あらゆるタイプの難読化ツールに対応可能な柔軟なアーキテクチャーを備えています。
第 3 章に詳細な技術情報が記載されています。
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