目次 | 前の項目 | 次の項目 JDBCTM ガイド: 使用の開始


1 はじめに

1.1 はじめに

このドキュメントでは、JDBCTM 2.1 コア API の最終的な仕様を説明します。

1.2     対象読者

このドキュメントは、自社製品に JDBC API を実装する、JDBC テクノロジベースのドライバ (JDBC ドライバ) のベンダー、自社製品で JDBC API をサポートするベンダー、および JDBC API を使用してアプリケーションを開発するエンドユーザを対象としています。

1.3     背景

JDBC API の初期リリースは、JavaTM テクノロジを使用してデータベースアプリケーションを開発するエンドユーザからも、データベース製品のベンダーからも好評を博しました。このため、JDBC API は Java プラットフォームの コア API となりました。JDBC テクノロジの開発にかかわった方々や、JDBC テクノロジを使用することで、その成功に貢献してくださった方々に感謝いたします。

JDBC API の初期リリース以来、JDBC テクノロジのユーザコミュニティの方々から JDBC API に追加すべき新しい機能に関して貴重なご意見をいただきました。今後も、JDBC テクノロジに関心を持つ皆様からのご意見をお待ちしていますので、新しい機能や方向性についてご意見やご要望をお寄せください。

1.4     構成

JDBC API は、 コア JDBC 2.1 API と JDBC 2.0 オプションパッケージ API の 2 つに分かれています。このドキュメントの第 2 章と第 3 章では、JDBC API の目標と概要を説明します。第 4 章以降では、JDBC 2.1 コア API の詳しい仕様を説明します。JDBC 2.0 オプションパッケージ API の詳しい仕様については、別のドキュメントで説明しています。

1.5 用語

このドキュメントでは、JDBC API の初期リリースを JDBC 1.0 API と呼びます。

1.6     謝辞

JDBC API は、20 社を超えるパートナー企業の広範な協力と努力により完成したものです。旧バージョンの仕様に対してご意見をいただいた多くの方々に感謝いたします。特に、JDBC API に SQL99 の型を追加するという案を最初に出してくださった Gray Clossman、Stefan Dessloch の両氏に深く感謝いたします。



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