付録 C: 変更履歴
C.1 0.10 から 0.70 への変更
java.sql2
パッケージに対する参照を削除。 代わりに、 JDBC API を 2 つのパッケージ javax.sql
と java.sql
に分割する案を採用
javax.sql
のクラスとインタフェースの記述を削除。あとであらためて記述を追加するか、または拡張された JDBC API についてはドキュメントを別途作成することを予定
ScrollableResultSet
インタフェースおよびほかのインタフェースにある関連メソッドを削除。スクロール関連のメソッドは ResultSet
インタフェースに追加
- 結果セットの種類、並行処理の種類、キーセットサイズ、フェッチサイズ、フェッチ方向の各プロパティを、
Connection
、Statement
、ResultSet
の各インタフェースに追加
- Statement.setCursorName と ResultSet.getCursorName を推奨されないメソッドとして登録。「SELECT FOR UPDATE」の使用も推奨されない。代わりに、結果セット更新用の新しいメソッドが使用可能
- SQL99 の API を追加
- Java の持続性オブジェクトのための新しいメタデータを追加
C.2 0.70 から 0.80 への変更
- SQLData インタフェースから Struct インタフェースへの継承を中止
- SQLType インタフェースの使用をすべて削除し、「String」に置き換え
- Array.getArray() メソッドの戻り値を Object[] から Object に変更。これにより、たとえば int[] 配列を返すことが可能
- PreparedStatement.setObject() を使って Java プログラミング言語の配列を入力パラメータとして渡せることを仕様で記述
- ResultSet.isDeleted() などのセマンティクスを明示
- データベースからクラスを直接読み込むことが困難であるため、DatabaseMetaData.getClass() メソッドを削除
- int scale パラメータを受け取る ResultSet.getBigDecimal() メソッドと CallableStatement.getBigDecimal() メソッドを推奨されないメソッドとして登録
- Statement.getResultSetType() が SQLException をスローするように変更
- Array.getBaseTypeName() メソッドを追加。Array.getBaseType() の戻り値を int 型のコードに変更
- DatabaseMetaData.getUDTs() メソッドの typeNamePattern パラメータにワイルドカード文字を含む完全な SQL 名を使えるように変更
C.3 0.80 から 0.90 への変更
- 9.4 項: サンプルコードをコンパイルし、構文エラーを除去
- 9.4.2 項: Java 言語の独立性および SQL99 の継承階層の記述を追加
- 6.1 項: バッチ更新から返される更新カウントには、起動されたトリガによって実行されるものなど、間接的な更新が含まれることを示した要件を削除
- 5.6 項: 結果セットへの新しい行の挿入に関する技術的な詳細を明示
- 7.3.1 項: 型コードが JAVA_ODBECT の場合、getTypeInfo() から返される TYPE_NAME にはベンダー固有の型の名前が含まれる可能性があることを記述。変更前は、TYPE_NAME は必ず NULL になると記述
- SQLInput.readStruct() メソッドと SQLOutput.writeStruct() メソッドを削除。代わりに ReadObject() と writeObject() を使用
- 5 章: スクロール可能な結果セットのモデルに関する記述を簡潔なものに変更
- 11.3 項: 文字変換に関する記述を追加
- 10.3 項: タイムゾーンのサポートに関する説明を追加
C.4 0.90 から 0.91 への変更
- 5.5 項: サポートされている結果セットの種類と並行処理の種類を選択するときの規則を追加
- 5.6 項: ResultSet.cancelRowUpdates メソッドを追加
- 5.6 項: 更新メソッドのセマンティクスについて詳細な説明を追加
- 5.9 項を追加
C.5 0.91 から 0.95 への変更
- 5.6 項: 更新可能な結果セットを生成するクエリーについての一般的な説明を追加
- 8.2 項: 入力パラメータとして blob および clob の値を渡すための規則を明示
- 11.4 項および 11.5 項: ドキュメントにこれらの項を追加
C.6 0.95 から 1.0 への変更
C.7 1.0 から 1.1 への変更
- 6 章: executeBatch のセマンティクスを継承。これにより、バッチ内の 1 要素の実行に失敗してもバッチ処理の継続が可能
- 10.6 項を追加
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