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Java HotSpotTM Client Virtual Machine および Java HotSpotTM Server Virtual Machine

 ドキュメントの目次
J2SE 1.3 では、Java Virtual Machine の実装として、次の 2 つを利用できます。
Java HotSpotTM Client VM
Java HotSpot Server VM
Solaris および Linux 版の J2SE 1.3 には、両方の VM 実装が含まれます。 Win32 版の J2SE 1.3 には、Java HotSpot Client VM のみが含まれます。 Win32 プラットフォーム用の Java HotSpot Server VM は、Java HotSpot Web サイトから別途ダウンロードして利用できます。

どちらの VM 実装にも共通する Java HotSpot テクノロジの機能を次に示します。

Java HotSpot 技術の詳細は、以下を参照してください。
Java HotSpot Architecture white paper
The Java HotSpot Server VM: The Solution for Reliable, Secure Performance for the Enterprise

Java HotSpot Client VM

Java HotSpot Client Virtual Machine* は、Java 2 SDK の以前のバージョンで使われていた「標準的な (classic)」 Virtual Machine と Just In Time (JIT) の両コンパイラの代替機能を提供して、アプリケーションとアプレットの実行時のパフォーマンスを改善します。Java HotSpot Client VM は、特にアプリケーションの起動時間を短縮し、メモリ消費を少なくするよう作られており、クライアント環境に特に適合します。

特に指定しない限り、すべてのプラットフォームで、Java アプリケーション起動ツール (java ユーティリティ) は、アプリケーション起動時に Java HotSpot Client VM を使用します。詳細は、以下を参照してください。

Java HotSpot Server VM

Java HotSpot Server VM は、操作の最高速度を高めるようにチューニングされていることを除けば、Java HotSpot Client VM と同様です。 Java HotSpot Server VM は、長期間稼動するサーバアプリケーションの実行用に設計されています。一般に、長期間稼動するサーバアプリケーションでは、最高の操作速度を実現することが、起動時間を短くすることよりも重要なことと考えられています。

Solaris および Linux 版の J2SE 1.3 では、Java HotSpot Server VM があらかじめインストールされています。 Win32 プラットフォーム用の Java HotSpot Server VM は、Java HotSpot Web サイトから別途ダウンロードして利用できます。

デフォルトの Java HotSpot Client VM ではなく、Java HotSpot Server VM を呼び出すには、Java アプリケーション起動コマンドの -server オプションを使用します。例を示します。 

java -server MyApp
* この Web サイトで使用されている用語「Java Virtual Machine」または「JVM」は、Java プラットフォーム用の仮想マシンを表します。

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