Java 2 Classic VM は、Java 2 SDK にのみ含まれます。Java 2 Runtime Environment には含まれません。
- -Xbootclasspath:bootclasspath
- ブートクラスファイルを探すディレクトリ、JAR アーカイブ、および ZIP アーカイブをセミコロンで区切ったリストを指定します。指定されたパスに存在するブートクラスファイルは、Java 2 SDK に含まれるブートクラスファイルの代わりに使われます。注: このオプションを、rt.jar 内のクラスをオーバーライドする目的で使用するアプリケーションは、指定しないようにしてください。 指定すると、Java 2 Runtime Environment バイナリコードライセンス違反になります。
- -Xbootclasspath/a:path
- ディレクトリ、JAR アーカイブ、および ZIP アーカイブのパスをセミコロンで区切って指定して、デフォルトのブートストラップのクラスパスに追加します。
- -Xbootclasspath/p:path
- ディレクトリ、JAR アーカイブ、および ZIP アーカイブのパスをセミコロンで区切って指定して、デフォルトのブートストラップのクラスパスの前に追加します。注: このオプションを、rt.jar 内のクラスをオーバーライドする目的で使用するアプリケーションは、指定しないようにしてください。 指定すると、Java 2 Runtime Environment バイナリコードライセンス違反になります。
- -Xdebug
- デバッガが有効な状態で起動します。Java インタプリタは、jdb が使用するパスワードを表示します。詳細と例については、jdb の「解説」を参照してください。
- -Xnoclassgc
- クラスのガベージコレクションを無効にします。
- -Xmsn
- メモリ割り当てプールの初期サイズを指定します。指定する値は、1000 より大きくする必要があります。値を 1000 倍にするには、文字 k を追加します。値を 100 万倍にするには、文字 m を追加します。既定値は 1m です。
- -Xmxn
- メモリ割り当てプールの最大サイズを指定します。指定する値は、1000 より大きくする必要があります。値を 1000 倍にするには、文字 k を追加します。値を 100 万倍にするには、文字 m を追加します。既定値は 64m です。
- -Xrunhprof[:help][:<suboption>=<value>,...]
- cpu、ヒープ、 またはモ ニターのプロファイリングを有効にします。通常、このオプションのあとには、コンマで区切られた「<suboption>=<value>」のペアが続きます。サブオプションおよびそれらのデフォルト値の一覧を取得するには、コマンド java -Xrunhprof:help を実行します。
- -Xrs
- オペレーティングシステムシグナルの使用を減らします。
- -Xcheck:jni
- Java Native Interface (JNI) 機能に対して追加チェックを行います。
- -Xcheck:nabounds
- Java Native Interface の配列バウンドに対して追加チェックを行います。
- -Xfuture
- クラスとファイルの形式を厳密にチェックします。下位互換性を保つため、Java 2 SDK の Virtual Machine が実行するデフォルトの形式チェックは、JDK ソフトウェアのバージョン 1.1.x が実行するチェックほど厳密ではありません。-Xfuture フラグは、クラスとファイルの形式仕様に準拠をするようにより厳密なチェックを行います。Java アプリケーション起動コマンドの将来のリリースでは厳密なチェックがデフォルトになるため、このフラグは新しいコードを開発するときに使用するとよいでしょう。