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JavaTM Image I/O

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Java Image I/O API は、JSR-015 によって開発された API で、ファイルに格納されたイメージや、ネットワーク経由でアクセスするイメージを処理するための、プラグイン可能なアーキテクチャを提供します。 この API は、イメージをロードしたり保存したりするための現行の API に比べて、柔軟性がかなり高く、機能も強力です。

この API は、イメージの形式に特有のプラグインを追加するためのフレームワークを提供します。 よく使われるいくつかのイメージ形式用のプラグインが Java Image I/O に組み込まれていますが、サードパーティが特殊なイメージ形式用の独自のプラグインを作成するためにこの API を利用することもできます。

Release Candidate 1 や Beta 3 では、Image I/O の大きな変更はありません。
Beta 2 での変更点については、「J2SE 1.4 Beta 2 での変更点」を参照してください。

Java Image I/O API ガイド

Java Image I/O API ガイド』(HTML (日本語版) | PDF (英語版) | PS (英語版)) では、Java Image I/O API の詳細を解説し、Java Image I/O を使用してイメージを読み書きしたり、カスタムプラグインを作成したりする方法を説明しています。

Java Image I/O API 仕様

Java Image I/O API 仕様は、次の 6 つのパッケージで構成されています。

javax.imageio
イメージファイルの内容を記述するための基本的なクラスとインタフェースが含まれています。メタデータやサムネイルサムネールの組み込み、イメージを読み書きするプロセスの制御、イメージ形式間の変換の実行、およびエラーの報告が可能です。

javax.imageio.event
イメージの読み書き処理の間に発生するイベントを同期的に通知するためのインタフェースが含まれています。

javax.imageio.metadata
イメージのメタデータを読み書きするためのクラスとインタフェースが含まれています。

javax.imageio.plugins.jpeg
組み込みの JPEG 読み込みプラグインおよび書き込みプラグインのための、いくつかのサポートクラスが含まれています。

javax.imageio.spi
読み込みプラグイン、書き込みプラグイン、変換プラグインのためのサービスプロバイダインタフェースが含まれています。また、実行時レジストリも提供します。

javax.imageio.stream
ファイルおよびストリームからの低レベルの入出力を提供するクラスとインタフェースが含まれています。

詳細情報

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